第20話 地球SOS 20

「小学生(幼少期・生まれ)から勇者(英雄・戦士)たちを育成する物語(ゲーム化を目指そう)。」


 挑戦して(何かを書いて)ようやく一つのコンセプトが生まれる。これなら主人公を変えて同じことの繰り返しの物語を作り続けられる。やっと一つの形ができた。後はこれに当てはめて進めていけば良い。

 サザエさん時空(時間は流れるが、キャラクターは年を取らない。)という言葉があるらしい。生きている人間には残酷なものである。ファンは歳を取り死んでしまうのだから。それでもこれでガンダムやラブライブのように、キャラクターを変えただけで同じ内容の繰り返しの物語が出来上がった。今後はよっぽど道を外れない限り新しいことを考えないで済む。ラッキー。


 次に筋道を考えよう。

0 天使に出会う。

1 入学式。友達に出会う。

2 悪魔と出会う。


 これでワンパッケージか?


「同じことの繰り返しで退屈なものでしか一般大衆に理解してもらえない。」

「同じことの繰り返しで先の展開が分かって安心できる作品しか一般大衆は見ない。」


 同じことの繰り返しを悪の様に否定しているのに、最終的には同じことの繰り返しにしかならない。


「ん? んん?」


「同じことの繰り返しで素晴らしいものを作ろう。」


 これが全てなのだろう・・・・・・。


 例えばガンダム。

 物語としてスタートしたが視聴率は低迷。

 打開策が毎回新型モビルスーツを登場させることだった。物語からバトルモノに変更。毎話ごとに負け役の新しいモビルスーツと戦うことになった。視聴者が飽きないためだろう。それでも同じことの繰り返しには違いない。

 さらにモビルスーツの数が増えることによってプラモデルが売れた。

 結局、毎回、新しいアイテム、新しい登場人物、新しいモビルスーツなどの飽きないための新しいものを投入するしか物語は成立しないのだろう。



 話を元に戻そう。

 小学校に入学して、イベントは何がある?


1 新人戦。クラスの代表決定戦。学年別大会。

2 夏休みの全国大会。渋谷区大会。東京都大会。全国大会。世界大会。

3 冬休みの全国大会。渋谷区大会。東京都大会。全国大会。世界大会。


 2年生に進級。

 1年と同じことの繰り返し。

 これを繰り返せばOK。

 

 中学、高校もOK。

 大学、社会人もOK。

 オリンピックにワールドカップもOK。


 合間合間に毎話ごとにやられ役の新しい悪魔を登場させればOK。


「おお! 我ながら素晴らしい世界観の構築である。」


 自画自賛。


「サクセス・モード! 小学一年生から自分で好きな勇者を育ててね!」


 パワプロ的にウケるだろう。


「現代に魔王が現れた。地球を支配しようと人類に戦いを挑んできた。人類は剣と魔法で戦う。」

 

 世界観もウケるだろう。


「ラララララ~!」

 

 歌姫、吟遊詩人など2・5次元コンサートやCD、ダウンロード、握手会でお金儲けができれば製作とスポンサーも集まるだろう。


「なんやかんやで「地球SOS 2」製作決定。」


 次回作なんて、こんなタイミングで決まるものだ。年末のネット小説投稿サイトのコンテストが発表されても、コンテストの内容は変わらない。毎年同じことの繰り返し。コンテストからのヒット作が0なのが分かるような気がする。汚染水を川に垂れ流しっぱなしの状態と変わらない。


 今後の話を考える。

1 普通に家で目が覚め天使エルエルと会話する蒼。学校に向かう。

2 魔界。悪魔バエルが弁解。次に悪魔アガレスが人間界に向かう。

3 新人戦に向けて勉強。

4 帰り道。蒼は悪魔アガレスと戦闘。神ゼウスが倒す。


 この流れだな。

1 普通に家で目が覚めて天使エルエルと会話する蒼。学校に向かう。

2 魔界。悪魔アガレスが弁解。次に悪魔ウァサゴが人間界に向かう。

3 新人戦が始まる。

4 帰り道。蒼は悪魔ウァサゴと戦闘。神ゼウスが倒す。


 何かがないと、この流れだな。必ず最後は悪い悪魔を倒すということで戦闘回数が最低は1回ある。きっと同じことの繰り返しで何も変わらない。でも3、4でキャラクターが成長するので変化はあるのでよいのだろう。普通の物語だな~。


 他はなんだろう? 悪魔はゴエティアで72体は確保できているし、七つの大罪の7人は将来は悪魔の幹部として登場できるし、魔王がシューベルトに決まったので、ベートーヴェンやバッハたち他の音楽家たちも悪役で登場は決定的。

 人類側も登場人物は名字ランキングと名前は一文字で固定。統一されたので特に考えることもない。これで名前問題は処理できているので悩んだり、文字の打ち込みが止まることはない。


 あとはなんだ? 悪魔のスキルと、人間の職業とスキルが問題か? でもこれも小学一年生から段階的に始めるので急いで全て決めなければいけないということはない。剣と初級魔法だけで余裕というか楽である。

 マップも現代に魔王が現れた設定なので、恵比寿でスライムを倒せとか、中目黒で薬草を育てろとか、地名に困ることはない。逆にゲームになれば恐ろしい数のクエストが作成できる。ポケモンGO、ドラクエウォークよりも面白そうだ。


 最終的には物語の質か? 普通に剣と魔法を修行や戦闘を繰り返して経験値を稼いで強くなる。これパワプロの普通の選手育成。やはり目玉か、ギミックか? 主人公の蒼に神様が憑依して危なくなったら登場して悪魔を倒す。まあ、ダイの大冒険のドラゴンの紋章のようなもの。


 普通に考えれば蒼、樹、詩の3人で話を回す。敢えて樹を殺して、悪魔として蘇らせる? これでお友達同士の殺し合いが完成。普通によくある話だ。

 蒼、樹、詩が三角関係。樹が詩にフラれて、かばって死ぬ。そして悪魔として甦る? これもよくある話だ。

 オチとしては最終的には蒼は楓とラブラブ。これが育成物語の面白い所。恋も育成である。昔、パイオニアでムキムキメモリアルとか恋愛ゲームあったな。エロ版が同級生だったような。

 実は朧は魔王の息子で、最終的には魔界に帰る。魔界の戦士として現れる。そうなると樹も朧もみんな悪魔側だな。もちろん笑が朧のことが好きなら魔界についていく。魔界の王子の花嫁候補。


 これだけでも入り組んだ物語だ。分かりにくい? 一般大衆がついてこれるのか?

 ドンドンドンドン既存のキャラが消えていく? FA移籍していくので新キャラクターが必要。

 クラス対抗戦で1年1組が5人必要。1年生がこれで15人。さすがに1年生で誰か殺すのは早い気がする。でも掴みで家族を殺すのが今時の毀滅、進撃の流行。蒼たちの家が襲われてパパママを殺すか? まあ、それが魔物と戦う憎しみの原動力になる、冒険する動機になる、強くなりたいという動機になる。

 2年になる頃には1年2組は何人生きているのだろう?


 魔王で検索。シューベルトがでる。いじって魔王シュベルト。完成。権利は50年らしい。シューベルトは1800年ぐらいの人と考えればもう200年経っているので使用しても問題はないだろう。


 何度書けば良い作品になるのだろう。何度書けば陽が当たるのだろう。お金持ちになれたらいいのにな~。形的には学生モノになれそうなので、ナルトやメジャーと言わず、ハリーポッターのように世界全土で儲けてお金持ちになりたい。そうなると世界大会とかワールドカップ、オリンピックなど世界を題材にした物語を意識しなければいけない。

 ということは小学一年生から世界大会を開かなければいけない。ん? んん? 昔「メジャーリーガーは小学生」で使用したネタと同じだな。結局は、メジャーやキャプテン翼と物語が辿る道は同じ。

 世界大会が終わったら、世界の仲間たちと一緒に宇宙人? 魔王? と戦わせればいいのだ。世界選抜ってやつ。こう考えると何ら物語に困らんな。


 振り向けば10万字達成してる。がんばろう。キャッチフレーズは・・・・・・。


「地球を救えるのは君だ!」

 

 終わり。 



1年2組

佐藤 蒼 剣士

鈴木 樹 剣士

高橋 詩 魔法使い

田中 笑 回復職

伊藤 朧 剣士


1年2組

井上 楓 魔法剣士

木村 築 魔法

林  空 魔法

斎藤 蛍 魔法

清水 心 魔法 


校長 渡辺

購買のおばちゃん。 山本

保健の先生 中村 

剣の先生 小林

魔法の先生 加藤


悪役で教頭。吉田

担任の先生。山田

VR全否定の普通の授業の先生。佐々木

掃除のおっちゃん。山口

給食のおばちゃん。松本


神ゼウス

天使エルエル


蒼パパ

蒼ママ


魔王シュベルト

悪魔バエル    光魔法

悪魔アガレス   地震

悪魔ウァサゴ   暗殺

悪魔ガミジン   召喚

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地球SOS! 渋谷かな @yahoogle

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