第32話 命の実感、タナトスとエロスの間
注意!性的表現が満載ですっこれを書くにあたり、ラブコメから恋愛に変更したくらいです。こちら飛ばしてもわかるようにしてありますので気分が不快になりやすい方は飛ばして下さい。R18内容です。
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「起きてお兄ちゃん?起きてー」
声が聞こえる……優しい声とは裏腹に顔を叩かれそれでも起きないためか、顔に水をかけられてやっと起きる……
「うー、うんー」
何故か体の自由が効かない……体がスースしさっきの水のせいでなくてもなぜか肌寒い……
その理由は思い瞼を開けて自分の状態を確認して気づく……
なんで裸?パンツだけは辛うじて履いている……が両手にはロープがくくりつけられていた両足は自由だが太腿を刺されていることに痛みから思い出し顔を歪める。
「お兄ちゃん起きた!酷いよ私たちの初めてのときに居眠りなんてっ」
「……!!」
そこには下着姿の御幸がいた……驚きつつも状況が飲み込めないでいると……その様子を笑いながら見て御幸が俺の股間に顔を当てる。
「お兄ちゃんの匂いすごく濃縮されてて体がだんだん熱くなってくる……味見してもいいよね」
舐めたくなっちゃったとそう彼女は呟きパンツに手をかける。
「待った……なんでそんなこと、いやなんで俺のこと好きなんだ?」
「それはね命の実感がお兄ちゃんのことを思ってる時だけ沸くからだよ」
「…………」
命の実感……御幸も全ては知らないが悩み苦しみ恨み、そんな中で俺にしか興味を持てなかったのかと悔やみながらも思う。
「もういいよね?」
その言葉に反論できるほどもう気力も力も残ってなかった。
ぞくっ ぞくっ ぞくっ ぞくっはぁはぁはぁ
お兄ちゃんの諦めたような顔を見てパンツに手をかけるさっきから体中ゾクゾクが止まらない。
これがお兄ちゃんの……やっぱり男らしいアソコだけどまだ立ってないんだよねこれ……
下腹部がすごくうずいてる身体が…勝手に…お兄ちゃんを…
「れろーぺろぺろぺろちゅぱー」
ああ…もっとお兄ちゃんの味欲しい……もっとお兄ちゃんが……私の体が不足したお兄ちゃんの成分を求めて勝手に動く、自分のアソコにも手を伸ばし弄りながら。
暑いよ……臭いよ…でも美味しい……美味しいよお兄ちゃん……。
暑くなって出したいの……でもダメ……
「御幸もうやめてくれ……」
「いいのお兄ちゃん?周りの人がどうなっても?気持ちいいでしょ?」
言う言葉が違うでしょ?求めるように言ってとお兄ちゃんに伝えつつケータイを起動する。
「ほら早く、動画撮るから」
心まで壊して私のものにしてあげる……お兄ちゃん
太ももの傷を少し抉りあああーと叫びなくお兄ちゃんに近寄り涙を拭いてあげる。
顔が近い……まだ身体中がじんじんしてるこんなの初めて……そのままお兄ちゃんの唇にキスをしてカメラも忘れずに作動させる。「カシャ」ファーストキスは逃しちゃたけど大切に思い出増やしてかないとね……。
「はぁはぁはぁ」
可愛いお兄ちゃん……弱って何も出来なくてこんな小さいわたしにも逆らえない……
パッチ……スルスル下着を脱ぎ私も生まれたままの姿になる。
「なんて言うのお兄ちゃん?」
アソコからつゆをこぼしながらお兄ちゃんに尋ねる。
「綺麗だょ……御幸……」
うんっ……もっと激しく求めて欲しいけど……とりあえず合格だよお兄ちゃんっ
はぁー綺麗って言われちゃったっそれは頑張ったもん毎日欠かさず手入れして、お兄ちゃんのために炎天下にいる時もケアを忘れなかったもんっ
はぁはぁお兄ちゃんのおち○ちん……もしこれを入れたら……、ゾクゾクと身体中暑いよ……。
私のアソコとお兄ちゃんのおちんちんを近づける。
「ぷにゅ」
こっちでもキスしちゃったねお兄ちゃん……
何か言いたそうにしてるけど……ふふふゾクゾクしちゃう。
「ヌプッヌプっ」
痛い!血も出てきたのがわかる……でもちゃんと入ってきてくれたのね……
「あ、あんッ」
お兄ちゃんと私の内側が擦れ合ってる……とうとうしちゃったよ、しちゃったよお兄ちゃんっ
私の夢にまで出てきたお兄ちゃんと初めてのセックスしちゃった……
そんな泣かないでお兄ちゃん……興奮して気持ちいいでしょ?お兄ちゃんも私と一緒に気持ちくなって
「ぺちっぺちっぺちっ」
痛いけど気持ちいい……濡れてきて音まで変わってる……お兄ちゃん精子いっぱい出しちゃってね。
「ペチンペチンペチン」
私ずっとお兄ちゃんと一緒がいい……ねぇ一緒に行こう、行こうお願いお兄ちゃんずっと2人で……
「あ、あぁあッ!!」
ドクン……ドクン……びくん、びくッ
はぁはぁはぁ……私の中にあった熱く脈打つものを抜く……
「ねぇ……お兄ちゃんなんで一緒にいってくれないの??」
「………………ごめんな葵」
こんな時まで……お姉ちゃんとっくの昔に死んでるのに……まだお姉ちゃんのこと……。
あれはしないようにしてたけど……まぁ遅かれ早かれもっと壊してあげないと……
「ねぇお兄ちゃん今度は私にロープ縛って欲望の限り私を犯してっ動画もとってね」
「ひっく、ひっくそんなことできるわけないだろう……」
泣きながら答える可愛いお兄ちゃん……
「できるよお兄ちゃんなら?強制しないけどこれ聞いても言える?」
「私口小さいから食べられちゃうし、その、そのーあわわ交尾ですよね?うちのワンちゃんが子ども産んだ時みたいに……わたし下のお口も胸も小さくてじゃなくてあわわ、でも師匠のためなら」
「…………」
真昼の声だったそれは……俺のためなら……そしてこれを録音していると言うことは脅したのか……
「お兄ちゃんこれ聞いても私を犯してくれないの?なら仕方ないから真昼ちゃんにお願いごと聞いてもらうしかないかな……」
実際は拾った音を組み合わせるのは時間も技術もなくて出来なかったが、切り取りだけはできた……そのことに鉄心が気づけるばすもなく……
「わかった……あの子達にももう合わないから酷いことしないって約束じでぐれ」
「私の言うこと聞くってことでいいんだよね?」
「あぁ……御幸の言うこと聞くよ」
「お兄ちゃんよくできましたっ」
それから俺は御幸に言われるまま動いた……
そして終わった後彼女はそう俺の頭を撫でながら褒める。そのまま彼女は満足そうな顔で帰っていった。
取り返しのつかないことをした……でも、俺は彼女を殺せなかった……。自分の弱さを憎みながら血のついたままの布団で呆然としたまま1人泣き、そのまま泣きつかれたまま力尽きて寝た。
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作者余談欄
いつも読んでくださりありがとうございます!
よければハート等貰えると嬉しいですっ
初投稿なので性的表現を書く練習のためにも書きました。不快にさせてしまったら本当に申し訳ないです…。
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