第16話 とある日の放課後青い瞳に見つめられ

とある日のお昼、廊下であったユウミが声をかけてくる、なぜか気合の入った顔で

「…………」

沈黙が苦しいが彼女が何か言おうとしてるので待ってみる。

「あの!鉄心くん今日一緒に途中まで帰りませんかお姉ちゃんも一緒に」

「うん?いいけどなんで?」

帰るだけであの気合の入りように驚きつつ答える。

「友達が一緒に帰るのに理由ありますか?教室違うと話せるの昼くるいなので……」

確かに他のメンバーは授業の間に話すけどユウミはクラスが違うから昼ぐらいだし周りに人が多いから話す時間も少ない気がする……

「あぁ、そうだな一緒に帰るか」

放課後待ち合わせをし途中まで一緒に帰った。

「えー鉄心くんも君の咽頭がなんか嫌だ知ってるんですか」

「映画化したりアニメ化もしてるくらいだから知ってるよ100万部超えてる本はジャンル問わず気になって読んでる」

「えーそうなんですねうちにも本がいっぱいあって今度オススメ読んでみます?君咽好きならハマると思います」

「ユウミは本を大事にするから汚すなよ?汚したら弁償だからな」

「大丈夫、本は大切に読む派だから最近は電子書籍で買ってるけど」


そんなたわいない話をしながら途中の交差点で手を振り別れる。

その光景を青い瞳の少女が遠くで見ていることには気が付かずに……。



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作者余談欄

ここまで読んでくださりありがとうございます♪

よければハート等貰えると嬉しいです。


キャラの心情とか1話にして分けて書こうと思っていたのですが、時間的に厳しいので話の中に入れるか短い分で小出しにしていこうと思います。


初投稿なので手探りで頑張っていきます。心の片隅程度で良いので応援よろしくお願いします。

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