第13話 美空 真昼視点2


「うー」

レインの分を書いては消し書いては消し、消しては書いてみてまた消すを繰り返していた。

長文で送信したいところだけど、あまりに長いと読むのも疲れるし気持ち悪がれないか、かといって短いとそっけないと思われるかもしれないし。 

うーん師匠はどんな人だろ?レインの履歴はよろしいお願いしますと行くかーと言うか師匠投票だけで良いて言われて行くて打って恥ずかしがってたって後で聞いたけど……。

皆んなにスルーされてるけどよろしくがよろしいになってる「ぷぷぷ」師匠の恥ずかしがってる顔を想像する。でも可愛そうだから内緒にしときますよ師匠、さてと何打とうかなピッ、プルル♪

うん?プルル♪?

「はい鉄心だけど美空さんどうした?」

「あ、え?師匠ですか?」 

「俺以外誰がいるんだよで?連絡どうした?」

「あわわ間違いで師匠にどんな分を打とうか迷ってしまいましてそれで間違えて連絡してしまって男の子とレインてどうしたらいいか分からなくて……」

「あぁそんなこと、いやでも美空さんにとっては大事か……俺は気にしないけどそれじゃこれから他の人と連絡するとき参考にならんしな、……そうだな時間さんとか打つの早いぽいし数人の男子と連絡取り合ってるみたいだから相談してみたら?」

時間さん……クラスで1番綺麗な人、数人の男子と連絡取り合ってる…………

時間さん凄いです!大人です!経験豊富です!

「ありがとうございます師匠!相談してみます」

「それは何より1人も数人も変わらんだろう」

師匠は優しいです、でも……美空さんはなんかよそよそしい感じがする。嬉し恥ずかしい思いが込み上げるが思い切って伝える。

「あの師匠!」 

「うん?なに美空さん他にも相談あるなら聞くけど」

「あ、あの!美空さんじゃなくて真昼でいいです!いいですから!それでは!」  

「え、あ…」

ブチっ………………

あーいっちゃった恥ずかしいです。

ベットの上で足をバタバタしお母さんに怒られる。

その後時間さんにレインをし、すぐに既読がついたさっきまでのこと異性へのレインについて相談する。

なるほど?気になっている相手に自分の名前を多く使ってもらっているか、レインの頻度で好感度が?脈なんちゃら?誰へとは伝えていないので恋人とかと勘違いしてるんでしょうか?とりあえず間違い電話をしてしまった件については謝罪と次への話の道筋を?よくわからないですけど謝罪は大事ですね!勉強になります。


その後「師匠先ほどは唐突にすいませんでしたっまた連絡してもいいですか?」

「師匠金曜日楽しみですね」と少しした後レインを入れた。

すぐに返信が来て。

「出れたら出るけど事前にレイン入れてくれると助かるよ」 

「楽しみだね」

きちんと返してくれるけど時間さん曰く名前ないしこれは脈なし的なやつなんじゃないですかね。でも師匠はさっぱりしてる人です!あ、電話する前に出られる状況か把握するのは大切ですよね懸念してました。

名前を入れる余地もないレインに、鉄心が今何してるなど用はない限り送らないことに付き合いが短く気づいてはいない。


「事前に伝えるのは大切ですよね!至らずすいません」と送るが既読はつかず、少しそわそわしたけど少ししたらきっと寝たのだろうと思い

「師匠おやすみなさい」

と送り自分も眠くなり「ふわぁぁ」あくびをした後すぐに就寝した。


―――――――――――――――――――――――

作者余談欄

ここまで読んでくださりありがとうございます♪

よければハート等貰えると嬉しいです。


真昼視点で書くこと2回目ですが接触率、好感度的なので描いていこうかなと思っています。(真昼は純粋で書きやすいので)他のメンバーも心情とか書くのはキャラがもう少し固まってからにしようと思ってますのでお待ち下さい。

初投稿なので手探りで頑張っていきます。心の片隅程度で良いので応援よろしくお願いします。

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