社会やその他諸々に中指を立てている姿勢にロックを感じます。こういった作品にしか癒せない人もいるような気がしました。賛否両論あると思いますが、僕はアリだと思います。疲れているとき、傷ついているときは、SNSで「おっぱい」と呟きたくなると思いますが、人間、追い詰められてどうしようもなくなったとき、閉じ込められていた生存本能、生殖本能、性欲が表に出てきてしまうのでしょう。社会性や倫理は、余裕が生まれた現代人たちの産物なのかもしれません。
めちゃめちゃ面白いんですけど、大好きなんですけど、タグの「万人ウケ」「児童ウケ」「女性ウケ」ましてや「日常」、そんなわけないだろ、が過ぎて笑ってしまいました。そのままで居てください。面白すぎるので。でも今の日本に必要なのはこんな作品なのかもしれない。ノイタミナで15分アニメ化するまで追いますからね。面白すぎます。
謎のマンモスダンスという言動を耳にする主人公の行動が、毎回エピソードの冒頭で繰り返されます。 読み始めた方はきっと、「アレ、同じ内容かしら」と思うかもしれません。冒頭も、それに続く地下牢とバナナのシーンも毎度のように登場するのですが……完全なリフレイン・ループ物とは違うのです。 とんがったブンガク作品みたいだなと、元文学青年は思いました。