第3話
俺の名前はハイズ。んでこっちが妹のミュルカ。かわいい奴である。今の年齢は俺十歳で妹五歳。とてもかわいい。今は妹と共に街に来ています。かわいいね。
「ねー」
「どうしたミュルカ?」
「ひまー」
「そうか……」
街に行きたがったのはミュルカなんですけどね……まぁ別にいいや。そんなもんはどうでも。まぁ暇なのは俺も右に同じって訳。さてどうするか……
「やっぱこの世界って魔法とか発達してんだなぁ……」
「まほー?」
「あぁうん。どうだ試してみるか?」
「やるー」
まぁできるとは思わないけどなぁ……やっぱ何も出ないみたいだな。正直に言って俺魔法使えないから何とも言えないんだけどな?うんそれは別に……
「かえるー」
「俺もそれがいいと思うよ」
さーて帰るか……
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「さっきの子って魔法使えるんですか?」
「いや使えないはずだが……なぁ……」
「このデコイ……斬られてますよね?」
「うーむ……分からん……」
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今日はミュルカの誕生日である。と言う訳で街に買い物に来たんだが……なんか騒がしいっすね。なんかあったのか?
「おい魔物が出たって話だぞ……」
「大丈夫か……?でどこに出たんだ?」
「いやそれは分からん……」
魔物ねぇ……ヤバそうだな。出会いたくないなぁ……正直。さて買うもん買ったし帰るか……あ?
「……これって魔物の足跡か……?家に続いてるんだが……!?」
まさか……!
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