第18話 牡丹さんと宗冴くん①

「ちょっと待ってね」

 玄関から出てきて家の鍵をかけているのを見ていると、その視線を感じてか牡丹ぼたんが先回しして答える。

「今日、お父さん珍しく出張なの。せいはお友達のところに泊まるんですって」

「犀も一緒かと思った」

 門扉をくぐる牡丹を見ながら言うと

「どうして?」と、牡丹が微笑んだ。

 どうしてと言われても。

「なんとなく」

 答えたが、この間まで牡丹は宗冴しゅうごと二人になると、妙に緊張していたので、犀がいないとこんな風に出かけたりしないと思っていたのだ。

はなさんと大悟だいごさん、空港まで送って行ったの?」

「うん」

「二人いっぺんに行っちゃうと寂しいね」

「そうでもない」

 月の光が明るい中、風は温かく柔らかく頬を撫でていくようで、なんとなくいい匂いがする気がした。

 たまに肌寒い日もあるが、もう重いコートを着ることもない。

 牡丹も丈の長いカーディガンと薄手のストールを巻いた姿で、身軽な格好だ。

「これまでとあんまり変わらないよ」

 言いながら牡丹にじっと横顔を見られている感じがした。

「何?」

 あまりにも視線を感じるので、思わず聞くと牡丹がじっと宗冴を見つめたまま口を開いた。

「二人が家を空ける時間が長くなって、宗冴くんがあのお家にほとんど一人で暮らすことになるって話、最初に聞いたのは犀からだったの」

「ふーん、……あ、また先に犀に話したから怒っている?」

「怒ってないよ」

 苦笑すると、視線を落とした。

「宗冴くんが4月から一人暮らしになるって犀に言われて、それだけしか教えてくれないからやっぱり大学の近くに一人暮らしするのかなって、ちょっとびっくりした。でもそのすぐ後に華さんたちが挨拶に来てくれたから、宗冴くんが遠くに行っちゃうわけじゃないってわかったんだけど」

 牡丹は微笑みながらも、少し困ったように眉尻を下げた。

「私がはっきりしないから、犀はずっとイライラしていたんだろうね。だから背中を押すつもりでそういうことを言ったっていうのはわかったんだけど、私はやっぱり考え込んじゃったな」

 最後の方は消え入りそうな声だった。

 少しずつ人が増えてきたからかもしれない。周囲の賑やかな声に牡丹の声がまぎれて聞き取りづらい。

 桜並木に出ると、ライトアップされた桜が目の前に広がった。

 今が満開で闇に近い藍色の空に桜の花びらが浮かんでいる。

 親子連れやカップルに紛れて歩いていると初詣の時のことを思いだしたが、あの時より気まずくない。

 牡丹も桜を眺めながら、目を輝かせている。

「宗冴くん、屋台で何か買って食べよう。今日は誰もいないから夕飯それで済まそうと思っていたの」

「ん」

 桜を眺めるのもそこそこに屋台で買い食いをしている人の間を歩きながら、神社に向かう。確かに薪能だか神楽だかが奉納されているはずだ。

「神楽の時間にはちょっと早いかな。あ、宗冴くん、神楽とか見なくてもいい?」

「どっちでもいいよ。牡丹が見たいなら付き合う」

「んー、ちょうど始まるようだったら見ようかと思っていたけど、まだ時間あるね」

 口を少しへの字にして、少し考え込む牡丹の表情がいつもより幼くて可愛い。

「神社の方に行って、どんな感じか見てから決めようかな。それでもいい?」

「いいよ」

 神社に向かう人波に合わせて歩きながら、しばらく周囲の桜を眺めたり、出店に目を奪われたりしながらゆっくりと歩く。

 境内に続く石段を登り終えると、特設の舞台の周囲には人がたくさん集まっていた。

「うわ、人たくさん」

 牡丹が意外そうに呟く。

「昔からこんなに人たくさんいたかなぁ。あー、もう前の方に行くのは無理かも」

「遠くから見た方が見えるかもしれない」

 宗冴が言うと、牡丹は「んー」とうなりながらやがて細く長いため息をついた。

「そうだね。ちょっと離れたところに行こうか」

 と、言われて周囲をぐるっと見回す。

 境内の端のベンチが設置されたところがうっすらと暗く、人も少なかった。

「そこは?」

 宗冴が言うと牡丹がそちらを見て頷いた。

 ふたりでそちらに移動すると、ベンチに腰掛ける。

 舞台から離れているせいで、薄暗いが上ってきた石段から下の桜が良く見える。

「綺麗だね」

「うん。何か飲み物とか買ってこようか?」

 宗冴が言うと、牡丹は首を横に振った。それからふとに何かを思い出すように

「そういえば初詣の時、甘酒飲んだのここだよね」と言って微笑んだ。

 あの時は肌を刺すような寒さの中だった。

 宗冴にとっては予定にない告白をして、あの時の牡丹は顔色を失いこの世の終わりのような顔をしていた。

 だから牡丹の方からその話題を出すとは意外だった。

 遠くから子供たちがはしゃぐ声や神楽の為の雅楽器の音がかすかに聞こえてくる。

 牡丹を見ると、少し上を向いて桜を眺めている。

 ライトアップされた光に縁どられた牡丹は儚くて綺麗だった。

「宗冴くん、私ね、これまであんまり何も考えないようにしていたの」

 牡丹の声はいつもより少し低くて、独り言のようだった。

「なに?」

 前後のつながりのない言葉に、思わず聞き返す。

「世の中には考えてもどうしようもないことってたくさんあるじゃない。自分の思うとおりになることなんて、ほとんどない。身の程っていうのかな。どんなに頑張ってもダメなことはあるみたいな」

 宗冴の顔を見た牡丹が少し微笑む。

「変かな?」

「や、変とかいうより。牡丹はそういうのないと思っていた」

「そういうのって?」

「なんか……投げやり、みたいな」

 宗冴から見る牡丹はどんな時も穏やかで優しくて、でも一生懸命でいつも誰かの為にばかり動いていて、自分が損している。

 そんな風だから、少なくともそんな『どうでもいいや』みたいな気持ちがあるなんて、意外だった。

「投げやりかぁ、うん。そういうのもある。でもどっちかっていうと流されちゃった方が楽の方が近いかな」

 密やかな声は、かえって喧騒から浮いて聞こえた。いつもの牡丹と違って、少しだけ知らない女性と話しているみたいだった。

「どうせなるようにしかならないなら、受け入れちゃった方が楽でしょ。だから、何に対しても深く考えるのやめてたの。その方がなんでもうまくいくような気がして」

 風車を持った子供が境内を駆けまわっていた。神社の入口で配っているやつで、千代紙でできたもろい奴だが、走ると勢いよく回るのが面白いのか兄妹らしき子供が目の前を駆け抜けようとした。

 その時、前を走っていた少年が二人の目の前で転んだ。

 風車は明後日の方角に飛んで、少年は足を擦りむいたのか顔をゆがめてすぐには立ち上がらない。

「お兄ちゃん」

 後ろを走っていた妹は兄の姿を見て、よほど驚いたのか泣きそうな顔をしていた。

 牡丹はすぐに立ち上がると、少年のそばにしゃがみこむ。

「大丈夫? 痛くて立てなさそう?」

 知らない大人に声をかけられて、はっとしたように少年は歪めた顔を引き締めた。

「平気」

「そう、でも擦りむいているから傷を洗った方がいいかもね。傷を洗えるところ……どっか、ないかな」

 牡丹がそういう間に、少年はすっくと立ちあがった。

「自分で出来ます。大丈夫、デス」

「……お兄ちゃん」

 立ち上がった少年のそばに妹がおずおずと近寄る。

 転んだ拍子に飛んでってしまった風車を宗冴が拾い上げると、風車のはねの部分と軸が曲がってしまっている。おれでは回らないだろう。

「宗冴くん、見せて」

 差し出す手に渡すと牡丹は風車を一通り見てから、はねの止まっている部分を外した、回転軸の曲がった部分の針金を直し、千代紙の羽を指しなおすともう一度留め金を入れなおす。

 唇を尖らせてふっと息を吹きかけると、風車はカラカラと回った。

「泥で汚れちゃったけど、まだ回るね」

 微笑みながらかがんで風車を渡すと、

「ありがとう、ゴザイマス」と、少年はおずおずと牡丹の手から風車を受け取った。

「お兄ちゃん、大丈夫?」

「ん」

 妹の方が泣きそうな顔で問うのに短く答えると、二人はその場を小走りに後にした。転んだ少年の膝は擦り剝けていたようだが、あの調子なら他のケガはなさそうだ。

 二人を見送ると、力が抜けたように牡丹はすとんとまたベンチに腰を下ろした。

「牡丹は何にも考えていないっていうけど、俺は結構、いろいろ考えると思う」

 宗冴は牡丹の隣に座りながら、視線を舞台の方に向けた。

 特設舞台の方は人が増え続けて、ずいぶんと賑やかになっている。視線をそちらに向けたまま続ける。

「そうかな」

「ん、だって俺の告白の返事、ずっと保留だし」

 そう言うと牡丹は目を丸くしてから、小さく噴き出した。

「そうだね。宗冴くんへの返事は考えているね」

「何笑ってんの?」

「だって宗冴くん、拗ねてるの隠さないんだもん」

 笑い事じゃないと心の中で思ったが、くすくすと口元に手を当てて笑う牡丹はやっぱり綺麗でかわいくて、許すしかなくなる。

 ひとしきり笑った後、

「ごめんね」と、小さく呟いた。

 一瞬、告白の返事をされたのかと思ったが違った。

 牡丹はまた特設舞台の方に視線をやりながら、口を開いた。

「多分、宗冴くんが思っているほど、私、立派なヒトじゃない。無気力で臆病で、家族とそこそこ仲良くて、仕事もそこそこ充実して、これまでの日常が続くことが安心で……何かが変わることが怖いから何も考えないで生きてきたの。宗冴くんに好きだって言われるまで」

 話すことそのものが辛いように、牡丹が俯いた。

 長い髪が落ちかかって表情はよくわからない。

「何も考えないでいることが当たり前だったのに、最近は考え事ばっかりしている。気が付くと宗冴くんのことばっかり考えて、頭がパンクしそうになる。いくら考えてもつらくて苦しいだけのなのに、いろんなことがすごく変わってしまいそうで怖いのに……、宗冴君のことが頭から離れない」

 震える声に宗冴が口を開きかけた瞬間、周囲の照明が一斉に消えた。

 宗冴は何事かと見回したがよく見れば特設舞台の照明だけが煌々と輝き、いよいよ神楽が始まるのだとわかった。

 ざわめきが鎮まる。

「ぃ……、すき」

 舞台が始まる前の一瞬、水を打ったような静けさの中、その儚い呟きは宗冴の耳に届いた。 

「宗冴くんが、好き」

 言葉がそこで止まったのは、きつく唇をかみしめているせいじゃないだろうか。

 うつ向いたままの牡丹の表情はわからないのに、そう思った。

 ずっと牡丹が宗冴のことを好きなのは知っていた。

 だけどこうして直接行くと、信じられないような気持ちにもなる。聞き違いではないだろうかと、確かめたくなる。

 柄にもなく顔が熱くなってくるのが、自分でもわかった。

 神楽が始まり、雅楽が鳴り響く。

 巫女の舞は遠すぎて、人垣の間からも見ることはできない。

「牡丹」

 声をかけると、牡丹の肩がかすかに震えた。

 反応しているのだから聞こえているのは確かなのに、牡丹は宗冴の方を見ようとせず頑なに俯いている。

「牡丹、ちゃんとこっち見て」

 自分でもどうしてと思うほど苛立った声が出た。

 もっと優しく言えばいいのに。優しくしたいのに。

 牡丹は怒られた子供のようにおずおずと顔を上げた。長い髪の間から見える顔が紅潮して、目が潤んでいる。

 羞恥に耐えかねて泣きそうになっている顔に、胸の奥が締め付けられるみたいだった。

 宗冴は立ち上がって、牡丹の腕をとる。

「宗冴く……っ?」

「来て」

 そのまま牡丹を立ち上がらせると、腕をとったまま歩き出す。

「ぇ、あの、宗冴くん?」

 戸惑ったような声は聞こえたが振り返らなかった。ただ、「痛い」と言われて、我に返って掴んでいた力を緩めた。

 振り返るとストールが落ちないように胸元で握り締めて、少し不安そうに宗冴を見上げている。

 少し頭が冷えて、「ごめん」と小さく言ってから、手を握りなおす。

 指を絡めて手をつなぐと、牡丹が弱々しく手を引こうとした。それを強引に引き戻す。

「逃げないから」

「今更逃げるなんて思ってない」

「じゃあ……」

「これまでずっと我慢していたんだ、手ぐらいつながせて」

 早口に言うと、再び歩き出す。

 神楽が始まり、神社に向かう人の波はいよいよ増えているのに、宗冴たちだけが出店の明かりの中を逆方向に歩いていく。

「どこいくの?」

「うち」

 短く答えてから付け加える。

「牡丹はいいかもしれないけど、あんな人目につくところで話の続きできない」

 なるべく感情的にならないように言ったつもりだったが、牡丹は恥じ入ったように視線を落とした。

 無神経だと言われたように感じたかもしれない。

 ただ、ある意味無神経だと思う。二人きりになるより話がしやすいと思ったのかもしれないけど。

 多少は気を使いながら歩いたが、牡丹にはかなり早足だったかもしれない。

 行きでかかった半分の時間で宿木やどりぎ家の前についたが、スルーして筒路つつじ家に向かう。何か言いたげに牡丹は自宅を振り返ったが何も言わなかった。

 スマホのアプリで鍵を開けると、牡丹を先に入れて施錠する。

 玄関の電気をつけずに牡丹の華奢な身体を抱え込むように抱きしめた。

「ちょ……、宗冴くん、急に」

「牡丹、俺のこと好きって言ってくれた」

「え?」

「言って、くれたよね?」

 両手で顔を包むようにして上を向かせて言うと、牡丹の顔が再び赤く染まった。足早に引きずられてきたので呼吸が乱れている。

 宗冴の手に自分の手を重ねながら牡丹が視線を泳がせる。視線をそらしたいのだろうが逃がすわけがない。

「ねえ、もう一回ちゃんと聞かせて」

「そんな、何度も言えない……っ」

「聞きたい、ちゃんと」

 牡丹にしかしない、甘えたねだる声で囁くと、涙目をぎゅっとつぶってしまう。

 可愛い顔。

 キスしたいけど、まだダメだ。

 牡丹はかすかに羞恥で震える唇で声を漏らす。

「……っ……、しゅうごくん、すき」

 かすれた甘い声に、保っていた最後の理性のタガが外れる。

 薄く開いた唇に割り込ませるように唇を合わせると、舌を割り込ませる。

「ん、んぅ………っ」

 悲鳴のような声まで飲み込んで、牡丹の柔らかな小さな唇を味わい逃げる舌を絡めとる。

 腕の中で身じろぎしているように感じるが、多分抵抗しているのだろう。でも非力な牡丹がいくら暴れても宗冴にはもぞもぞ動いているようにしか感じられない。

 やっと唇を離すと、

「ちょっと待って、急に……、話し、の続きって言ったのに……」

 息も絶え絶えの牡丹が涙目で訴えてくる。

「話の続き、したよ」

「……ぇ?」

「牡丹が俺のこと好きだって確認。それ以上はもういくら話しても同じだよ。牡丹が俺のこと好きって言ってくれて、俺の気持ちは、もうずっと前から話している」

 もう一度キスをしようとして、牡丹の手に阻まれる。

「なに?」

 もごもごとくぐもった声で不満そうに呟くと

「だからって、いきなり……キス……は」

「いきなりじゃない」

 自分の口をふさいでいた手をはがして、その指先に何度も口づける。

「どれだけ牡丹に片思いしていたと思ってんの? こっちは一目惚れだったんだよ」

「ひとめぼれって……初めて会ったのなんて、宗冴くんが小学生の時で……」

「そうだよ」

 細い指先を軽く噛むと、牡丹は小さく顔をゆがめた。

「恋だって自覚したのはその少し後だけど、初めて見た時からずっと好きだった」

「そ、……んな、だって……」

「12年」

 まだ何か言い募ろうとする牡丹の声をさえぎる。

「牡丹に好きだって言ってもらうまで12年かかった。その間、俺、十分いい子で待っていたと思うけど」

 牡丹の目を見て言うと、泣きそうな目で見返してくる。

「もう待たない」

「ぇ、……ぁ」

 混乱しながらも何か言おうとした牡丹を無視して、宗冴は身体を抱き上げた。廊下についている感知システムの間接照明だけで家の中に進み、自分の部屋まで移動する。

「……宗冴くん?」

 部屋の扉を足で開けると、そのままベッドの上に牡丹を下ろした。

 ベッドサイドに下した牡丹の両手を握って見上げるようにしてのぞき込む。

「好きだよ、牡丹。愛してる」

 囁くと、今度は何度も軽く啄んでから、もう一度深く唇を重ねる。

 リップ音だけが響いて、牡丹の身体からこわばりが解けていく。

 唾液が糸を引くほどキスを繰り返してから、ベッドに押し倒そうとすると最後の抵抗というように、両手で宗冴の肩を押した。

「宗冴、く……ン……、ダメ、わたし、……なにも用意してなぃ……」

 ぎゅっと目を閉じて俯いて回らない舌で必死に言う。

 キスのせいで蕩けた顔をして、宗冴の肩を押す手もすがろうとしているのか押し返そうとしているのかわからないような力だ。

 本気で拒絶されているようには思えないし、怖気づいているだけならここでやめたくない。

 宗冴は小さくため息をつく。

「心、の準備も、ぇっと……まだ……だから」

「そんなのいらないよ」

 頬にキスを繰り返してから、耳朶を甘く噛む。牡丹の身体がびくんと縮こまった。

「心の準備なんていらないくらい優しくするから、俺のこと受け入れて」

 哀願するように宗冴は牡丹を見つめる。

 逃がすつもりはなかったが、それでも本気で拒否されたら最後まではできないだろう。

「お願い、牡丹」

 牡丹は泣きそうに顔をゆがめながら、きつく閉じていた目をおそるおそる開いて宗冴を見た。

 目が合うと、薄く開いた唇からかすかな吐息が漏れた。

「宗冴くんは、ずるい。そうやって甘えれば、私が何でも許すと思ってる」

「ダメ?」

 もう一度問うと、牡丹は唇をきつく結んでから顔を軽くそむけた。

「……ダメ、じゃない」

 掠れる声は艶を帯びて、宗冴の耳朶をくすぐった。

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