第1話・理事長の思いつき2
「大丈夫だ。現地にすでにその道のプロの理事長を派遣してある、それに魔法も使えるのだから怪我なんて一瞬で治るぞ。致命傷でなければな」
「んな怖いこというと、他の生徒は行きたがらないよ~理事長」
小雪は挑発しながら理事長にいった。
「とにかく、問題は一切ない。安心して異世界ライフを堪能してくれ生徒たち」
そういうと、理事長は「みんな理事長室に一列に並びなさい」と言いつけて、自分は
残された生徒たちは、スマートフォンで親に連絡をとり、理事長の思いつきを話したりしていた。
中には逃げ出し、親から「転校」を
小雪の親は放任主義なので小雪の好きにするようにいったが、マザコンの弟は姉が居なくなり母を独り占めできるとたいそう喜んだ。
とにかく、別れは電話ですませた小雪はさっさと理事長室に足を運んだ。
理事長室までやってきても、まだ自分一人しか理事長室の前まで来ていない。
一つ欠伸をして、小雪は他の生徒が来るのを待った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます