第4話

 村?と思ったのは内緒だ。

 だが、壁や囲いも見えないが家は数件見える。

 魔物とか盗賊とか大丈夫なのだろうか?

 でも、巡回?している人がいて『剣』が腰辺りに見えた!

 その向こう側にはワンピース?かな?来た女性達が見え結構子供達も走り回ってるしここは安全ぽいと安心した。

 立ち止まりキョロキョロしていたせいで、一緒に歩いていたサイが何してるの?見たいな視線を向けていたが記憶が無い事を思い出してくれたのか色々教えてくれる。

やはりこの地域は魔物被害も無く、盗賊も出ないらしいがいない訳ではなくサイのお父さんや、さっき剣を持っていた男性あと数人が順番に巡回しているそうだ。

 お店等は無くホントに平和な村のようだ。

 サイにつれられ付いた家の前に剣を振るう男性がいた。

 「ただいま。おとうこの人家に泊めていい?」

 といきなりお泊り交渉てまず自己紹介しないとなんて思っていたが、

 「おお、お帰り。良いぞおい坊主名前は?」

 と聞かれ、え?と思ったが自分の事だと気づき

 「ソウダイですm(_ _)m突然山の中に一人で記憶も殆ど無くここが何処なのか?何故あそこにいたのか分からなくて大きい魔物?主さんを見てびっくりして逃げていたらサイ君に出合いここまで連れてきて貰いました。」

 とまくし立てるように喋りながら自分の設定を考えながらこんなので疑われないかと心配したが、そのタイミングでお腹がなり

 「それは大変だったな(笑)取り敢えずあっちにある井戸で顔と手位洗ってこい、そしたらご飯にしようかと」

 優しい言葉を頂き、ほっとしサイ君に手を引かれ井戸へ、そこには誰もいなくて井戸の横に大きめな木の桶?があり、小さい桶を渡されたのでそれですくい髪も結構汚れているぽいので頭からバシャバシャと水をかけた。服も多少濡れたが致し方ない。

 ちなみに服装は、無地の灰色のテイシャツとジーパンだし靴はランニングシューズ。ここまであった人で同じ様な服装の人はおらず多分あのバカ猫の仕業であろうが

 どう考えてもこの世界?不審人物確定の服装ではないかと思うしサイ君とおとうさんは普通に接してくれるがなぜなのかは、食事中判明する。

 「ああ、多分君は異世界から来たのだろう?ジーパン?というのだろうか?そのズボンは大都で見た事があるし異世界からは年に1、2回人が送られて来るらしいよ」

 と教えてくれたちなみにご飯はナンみたいなのと塩味のスープあと何故か草?これは薬草で両手や肘が多少赤くなっていた為用意してくれたそうだ。

 「その位ならこの薬草を食べればすぐに治るよ。大きなキズはポーションを使うが高いから家には無いけど薬草ならいっぱいあるから」

 とポーション来たー(笑)

 やっぱり異世界や、一応この村の兵士?らしいが給金が少ないのだろうか?ポーションが高すぎなのかは、わからない。

 今まで異世界から来た人は料理とか石鹸とか大工とか生産系のスキルが多いが中には争い事が、得意なスキルの人がいて大抵態度が横柄だったり、ガタイが良かったりするので俺の事は心配して無かったらしい。

 結構レベルが上がったので体格に変化特に筋肉等変わるかな?とも思ったがあまり見た目は変わってない。

 食事後、お金の事を教えて貰えた。

 白金貨1枚=金貨10枚

 金貨1枚=銀貨10枚

 銀貨1枚=銅貨10枚

 銅貨1枚=鉄貨10枚

 鉄貨1枚でパン1個だそうなので日本円で100円位かな?とすると、

 白金貨=1,000,000円

 金貨=100,000円

 銀貨=10,000円

 銅貨=1,000円

 鉄貨=100円

 日本円で表すと、こんな感じかな?

 ついでに今のこの大陸は、

 『カムイ王国』

 『サトウ王国』

 『ミカヅキ王国』

 『ルージュ王国』

 『クレナイ王国』

 の5つの国があり、多分名前からして異世界から来た人間が関わっているぽい。

 ここは、クレナイ王国で治安も良く争いも殆ど無いそうだ。

 理由として今現在、国王の友人でS級冒険者パーティーラグナロクがいる為。他の国とは別格の強さだからとか、国王が税収を少なく設定したりする素晴らしい国王だからとか、不正を許さない国王だからだとか概ね国王がいい人だからと聞いた。

 ただ、この世界には奴隷制度があり殆どが元犯罪者だが、中には不正に奴隷にされるケイスもあるだとか?他の国では奴隷はゴミ、殺しても罪に殆ど問われない。がクレナイ王国は、奴隷にもある意味人権があり。守られているらしい。

 俺はクズだと多少自覚はある。その話を聞き『奴隷キター』

 と心の中で盛大に叫んだ(笑)

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