強い風が吹いて空を雲が流れて
その日、あおは研究室にいた。初夏の陽気だ。風が吹いていた。窓を
バイブがなった。また刈安からだ。あおのデスクには
文芸誌掲載に関係している構成メンバーと、記載文章タイトル、掲載画像数とその大きさ、中身の要約はあらかじめ刈安からあおとみどりに伝えられている。
実質この時期一番大変なのは刈安だった。
刈安からのメールはこうだ。
「とりあえず、メンバーの確定と作品の方向性、企画は
あおは刈安から話を聞きながら、本のレイアウトについて考えていた。みどりが
そして、また別のタイミング刈安からのメールが届いた。
「それからーー」と続いて、表紙のデザインについていくつか
はじめは順調であった。しかしこの時に刈安が誘った
あおは同じ科にいる
表紙とコンセプトをやるということはすべて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます