リセットボタン・こんにちわ・ネタバレ
「おいおい。ネタバレには早いんじゃないのか。小さきドラゴンよ。せっかくいい感じに彼らが混乱していたというのに」
「それになんの意味があるのさ。
そこまで喋って
「そう言われたところで納得できないよね」
その言葉に
「方法はあるけど失敗する可能性のほうが高い。何度か挑戦できるけどすればするほど成功率は下がるし、世界からの監視が厳しくなる。あと、相当辛い思いをしなくちゃならない。それでもいい?」
「もちろん」
代表するかのように永遠さんが答える。
「おいおい。こっちはすっかり無視かよ。そう簡単に話を進められたらこっちも困るんだよ」
ライオンさんがずいっと前に出てくる。それを隆司くんが小さな手で抑え込んだ。その光景は異様でしかない体格は余裕で2倍近くある。それなのにライオンさんが力負けしていた。
「こんにちわ。佑おにいちゃん。多分はじめましてだよね」
気絶していた弾丸を起こすようにあいさつする隆司くんの気配がなんだか怖く感じた。
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