第52話 コンビ
近況ノートでも書いているが、『鎮めよ!』をカクヨムコンにエントリーしようと、せっせと推敲の最中。
早く大沢在昌さんの『暗約領域 新宿鮫11』を読みたいのに、自分の作品を一生懸命見直す日々。
今、46話の『和尚』までを推敲し終えたところ。
ちょっとした間違えが多くて、嫌になる。
エピソードでは主要人物の『辻天馬』の部分を修正しているのだが、僕はこのキャラがとても気に入っている。
主要人物が5名の群像劇なのですが、特にこの辻天馬というキャラと松下劉弦という2人のキャラなお気に入りなのです。
ちょっと落ち着きのないキャラと、それを静かに見守る落ち着いたキャラというのがコンビの鉄則で、テレビドラマで言えば『相棒』の亀山薫と杉下右京みたいな。むかし放送してたドラマで内容は覚えてないんですが、『ビーチボーイズ』という反町隆史さんと竹野内豊さんなんかも、そういうコンビだったりする。
特に僕の『鎮めよ!』の辻天馬と松下劉弦は、『あぶない刑事』の柴田恭兵さん演ずるセクシー大下と、舘ひろしさん演ずるダンディ高山が参考になってたりする。
こういうコンビが出てくる話が、たぶん単純に好きなだけなんだなぁ。『相棒』も、水谷豊さんの相棒役の俳優さんが、寺脇康文さんに始まり、及川光博さん、成宮寛貴さん、そして反町隆史さん。途中で原田龍二さんも相棒になりそうな回があったけど。結構、反町隆史さん演ずる冠城亘も、杉下右京に怯まず、ちょっとおちょくったようなキャラが好きだったりする。
そして今シーズン、また亀山薫が帰ってきた。また亀山と伊丹の絡みも面白い。
こういうドラマが、僕のキャラ作りの教科書になっている。
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