第49話

そう言えば、彼はアンジェリンの部屋に入って色々と中を物色して、手帳の中から彼女の親戚の男達の名前を書き出した後に、その名前を全て暗記してから彼女を待ち伏せしてから捕まえた時にこう言ったのだ。     自分は彼女の保護者だから、そうした行為をするのは当然だと。親が子供の部屋に入り、勝手に持ち物を観たり調べたりするのは当たり前な事だ。何故なら子供が何か悪い事をしていないか、悪い異に関わっていないか心配だからだ。もしそうなら速くに何とかしなければいけないからだと。                 これを獄当然に言った。何も悪びれずにだ。     何名かの親戚の名前をスラスラと自然に言う様に。驚いているアンジェリンの前で何度か 繰り返した。              部屋に入り色々と見たり調べたりしたのは、 ドリーから聞いて呆れたし驚いたのだろうが、まさか親戚の名前まで知っていたとは!!                 口をポカンと開けて朝岡の得意そうな顔を 見ていると、確かにこう言った。       「僕は保護者だから、当たり前だよ。親が 子供の事を心配して、机の中を色々と見たり調べたりするのはは当たり前だから。だから、僕はそうした事を当選そうしているんだからね。」                   こうした内容を、彼は数回得意そうに繰り返した。                 これを聞いたアンジェリンは、凍り付いた。 今までも散々おかしいとは思ってはいたが…。 これはやはり普通ではない。頭がおかしい。そう、かなりおかしいのだ…。

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