整形済みテキスト記法 整形済みって概念難しい気がする

//talk{世の中には『イイ感じにしといたんで』などと善かれと思って余計な処理をしてくるものがあります}


//talk{? はぁ}


//talk{『唐揚げに檸檬かけておきましたよ』とか『文化祭ライブ申し込みしておいたよ』とか『画像が大きかったのでjpegっていうのにしてファイルサイズ小さくしておきましたよ』とか『半角スペースいっぱいあったのでまとめて削除しておきましたよ』とか!}


//talk{後半よく分かんないです}



//talk{一番最後のが一番罪深い}


//talk{アッハイ}


//talk{そんな処理をされる前にできることはと言うと、予め『ママ』と書いておくことになるね。大体そんな感じの概念が整形済みテキスト}


//talk{お母さんが整形済みテキスト……?}


//talk{『そのまま変更せず通してください』という感じ。通じないとは思っていたけれどネタがなくって}


//talk{ネタを挟まなければ良いのでは?}


蹊は訝しんだ。


//talk{ということで、ここでは開始記号と終了記号で示す記法と、インデントで示す記法を扱うよ}


    ```

   func main() {

   fmt.Println("Hello, World!!")

   }

   ```


//talk{これがコードフェンス記法。実用上はプログラムとかでよく見るかな。引用記法が無いときの代用にしたりもする。で}


```

   func main() {

   fmt.Println("Hello, World!!")

   }

   ```

   func main() {

   fmt.Println("Hello, World!!")

   }

```

//comment{一番最後のが一番罪深い……}


//talk{こっちがインデント記法。どっちが分かり易いかは書く内容にも拠るけれど、同じ文書内では統一した方が混乱が少ないね}


//talk{インデントの方が行数が少なくなるしスッキリしているように感じます}


//talk{まあしかし、基本的にコードフェンスを使うのが支配的だと思っていいよ。文書を書くときに、他の文書から内容を貼り付けたりするよね? そういうときにも便利なので}


//talk{元の状態からいじらない、あー確かに}


//talk{そして、混乱しそうだからここで言いたくはないのだけれど。この記法は『実行されてほしい処理を書く』のにも使われがちなんだよね……}


//talk{えっ。整形済みだから処理しないでっていうのは}


//talk{先刻も言ったように、コードを貼り付けるのに便利な記法だから、実行されてほしいコードも書き易いってこと。記法とそれを何に使うかは別の話だから。多分一ヶ月くらいここで嵌るような内容は話さないから今は忘れて}


//talk{ええぇ……}

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