第9話 王様と黒い戦士
黒い戦士は小さい国に戻りませんでした。
数年が過ぎました。新しい兵士長も選ばれました。各国への黒い戦士の恐れの効果は続いていて隣国との争いはなく穏やかで兵隊のすることはあいかわらずなく、王様の政策により国は着実に大きくなり経済も豊かになっていきました。王様は小さい国のますますの発展のためにあいかわらず忙しく仕事をしていました。国は安泰で軍事予算はさらに縮小されていました。
あるとき各国との貿易交渉のために王様一行は東の隣国の森の新道を通過しようとしていました。森には東の隣国の兵隊が待ち構えていました。東の隣国の発展に邪魔な王様を暗殺するためでした。東の隣国は黒い戦士が小さい国を去ったことを秘密裏に知っていました。東の隣国の兵隊に王様の一行は次々に倒されました。残りは王様一人となりました。その時、黒い戦士が突然現れて、常闇の黒い影があっという間に東の隣国の全ての兵隊を倒しました。
黒い戦士は王様に「ありがとう、ごめんね、さようなら」と言いました。
王様は黒い戦士に「ありがとう、ごめんね」と言いました。
その時、王様と黒い戦士はほほ笑みました。
王様と兵士長 たらいゆあ @cavacava
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