第4話 東の隣国
王様の子供は王様になり、兵士長の子供は兵士長になりました。小さい国の緊張感が高まっていました。隣国が前の王様、兵士長が亡くなったことを知ったからです。東の隣国は侵略できる最大の機会だととらえて、国境に兵隊を向かわせようとしていました。
兵士長はこの情報を手に入れて、王様に相談しました。兵士長と王様は話し合いを重ねて作戦をねりました。東の隣国には国境の道を通って行きます。道は2つあり人々の多くが利用する新道と利用していない旧道がありました。旧道は山道で狭く険しいので森の中の沼地を埋めて新道が作られました。兵士長は王様に9割の戦力を新道に1割を旧道に配置することを提案しました。極端な戦力配置ですが旧道の悪路は利用しないと予測しました。王様は兵士長の提案を受け入れて兵士の配置をお願いしました。
その時、兵士長は期待にこたえたい気持ちでいっぱいでした。
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