第4話 AIが人間の仕事を奪うなんて、本気で信じてるんですか?
将来的にはAIが、全ての仕事をする。そうなったら、人間は何をすればいいんですかね?
遊んで暮らす? 凄いですね! 働かずに収入を得られる日が、来ると思ってらっしゃるのてすか? それとも、貨幣経済に成り代わる何かが生まれると考えてらっしゃるのですか?
AIの進化に伴い貨幣経済も変化する。それは、有り得そうな未来ですね。それはそれで面白い! ですが今回は、AIが人に代わる存在足り得るのかを、テーマにしようと思います。
既に偉い人が、研究しているので、今更感は有りますね。でも、最後まで読んで下されば、考えは変わるかもしれませんよ。
さて、現状でもAIに任せた方と、メリットが高い業績が有ります。
例えば数字を扱う業績。経理のデイリー入力が、それに該当するでしょう。他にも煩雑な入力処理などはAIに任せた方が、精度が高く時間短縮にもなるでしょう。
他には、単純作業のロボットにAIを仕込むのも、良いかもしれません。
とかく煩雑になり易く、無駄に時間もかかる。そんな業績こそ、AIに任せちゃいましょう。その方が、ヒューマンエラーの発生を減少させられます。
それでは現状で、AIに任せられない仕事は? 少し考えてみて下さい。もしかすると、将来的には可能になるかもしれない。だが、今は無理だと断言出来る仕事です。
例えば、プレゼン資料を作るのは、AIに任せました。でも、プレゼン自体がAIに出来ますか?
接客において、お客様の要望を細かに聞いて、希望を叶える事が今のAIに出来ますか?
まだまだ有りますよ。
先ほど触れた経理の仕事でも、単純な仕訳入力は任せられる。なんなら税計算だって任せても良い。でも、それで終わりじゃ無いんです。
税務署に書類を提出する。そこまでは、財務会計の分野です。管理会計の分野では、経営方針を選択するのに必要なデータをまとめるんです。
そのデータを処理はAIに任せた所で、適切な経営判断をしてくれますか? それが可能なら、倒産する企業は無くなるでしょうね。
今はまだ、高度な判断をAIに求めるのは、早急でしょう。
料理なんて、どうですか? 将来的に、好みを言えばその通りに作ってくれる未来が、来るかもしれません。とっても楽ですね。でも、料理は愛情。この意味を、ちゃんと理解してますか?
手間をかければ、美味しくなるんです。江戸前寿司でよく行われる隠し包丁など、ほんの僅かな手間でも、味に違いが出ます。
料理を扱う業態では、味の均一化を求められる傾向が有ります。しかし、お客様の表情や体調、好み等を考慮して、それぞれの一皿をお出しすれば、この上ない満足感を持って頂けるでしょう。
それが、愛情なんです。そんな機微を察する事が、AIに可能でしょうか? 多分、言わなきゃ伝わらないですよ。
今の世の中は、色々な物事が簡便になってます。この先、更に便利にな世の中へと変わるでしょう。
しかし、コミュニケーションまで簡便にしても、良いのでしょうか? だからSNSなどで、誤解が生じやすくなり、匿名性の悪意が出回るんでしょうね。
人間を含め、動物は進化を遂げて来ました。植物も環境に合わせて、進化を続けています。人間の進化は、もう終わりなんですか?
例え、AIが人間に取って代わるとして、人間は役立たずになるんですか?
現状では、AIにまだ任せられないと思える、幾つかの仕事を挙げました。将来的には、それすらもAIが熟すかもしれません。
その時こそ、人間は一つ上に進化すべきでは、無いのでしょうか?
AIに使われるだけの、暗い未来を想像して、やる気を無くして、強くてニューゲームを夢みるだなんて、勿体無いです。
人が独りで、出来る事は高が知れてます。でも、考えて見ましょう。そして、来るその日に負けない自分になれたら、相当かっこいいですよ。
何かの参考になったでしょうか?
ご覧頂いた方々に、幸せが訪れる事を願って。
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