第二章 朱色に染まり始める町

夕方。復縁への悩みを持ちながら僕は朱色に光る町を歩いた。音がなかった。ただひたすらに歩き続けたかった。どこかに行きたいという気持ちはなかった。ただ、このまますべてを投げ出したい気持ちとがあることには気づいた。なぜそんな気持ちがあるのだろう。考えたくないのかな。そんなことを思っているといつの間にか隣に神様がいた。

「で、今からどうする?」

目線は手元のレトロゲームに向いたままだが、意識は僕に向いている。やはり、不安に思っていたのが読まれたのだろうか。

「昔の仲間に会わないといけない」

「それくらい、俺が運命の糸を操ってすぐにでも会わせてやるよ。ただ、今の君が本当に望まないかぎり、それはやらないつもりだ」

神様の「本当に望まない限り」という所に口ごもる。

「でも、僕にはタッチやマリと仲良くなる資格なんて…」

「バカだよな」

「…」

「お互いに相手が心の中で何を思っているのか理解しているのに、曖昧で角の立たない言葉を選んで、牽制だの探りあいだの駆け引きだのを延々と続けて、結局お互いに大事なことを言えない人間のバカな行動」

「え…ええと、何の話なのそれ?」

神様の言わんとすることは分かるが、この状況にどう結びつくのか解らなく僕は首を捻った。

「俺はね、君が仲間との復縁を義務だと思っているところが気に入らないんだ。人と仲良くするのには義務も責任もない、必要なのは仲良くなりたいと思うことだ。それさえあれば想いは必ず通じる。君は旧友との仲を取り戻したいのかい?」

「したいかと言われれば…したい」

僕の答えに神様が微笑む。

「ならそれが結論だな」


沈みゆく太陽を見ながら僕ら二人、並んで歩く。

「なあ、俺がお前の仲間との復縁を手伝う代わりに何か奢れよ」

「いいよ」

素直に答える僕にちょっと驚いた様子の神様。

「なら、人間の飲み物がいいな、丁度喉も乾いているし」

「じゃあ、近くの喫茶店に…」

スマートフォンで検索しようとした手を神様が止めた。

「スターズバックスに行きたい」

「神様、スターズバックス知ってるの?」

「うん。この前、横浜駅の前歩いてた女子高生たちが話してた。どうやらオシャレなコーヒーとか飲める場所だそうだね。そこ行こうよ」

「えっ、あのいろいろ聞きたいことあるけど。この町にスターズバックスないよ」

「ないの?…じゃあしょうがないな。俺がこの町のスタズに連れてってやるよ」


町から日の光が消えるころ、僕らは彼の言うところのスタズについた。「まあ、座れよ」と言われたこの場所は僕らが初めて出会った神社の階段。そして、「飲めよ」と言われ渡されたのは僕がさっきコンビニで奢らされた缶コーヒーのホット。

「そのコーヒー僕が買ったやつだけど」

「そんなことはどうでもいいんだ」

さようですか…。

神様は何もせず星が見え始めて来た空を見上げている。こうして景色を眺めているだけで心が落ち着いてくる。カチッ、缶を開ける。夏なのにホットなのは何故だろう?

もしかしたら僕は神様にだったらモモの事で悩んでいることを話せるかもしれない。モモの事を思い出すのは僕にとってとても怖かった。人にそのことを話すなんてもってのほかだった。すべて忘れたかった。

だが、僕がモモの存在を忘れようとすることは、モモを二度死なせることと同じなのではないかとモモの手紙を読んで気づいた。僕は覚悟を決める。

「なあ神様。悩み事、聞いてくれないか」

彼は空を見ながら答える。

「ああ、いいよ」

僕は深呼吸すると口を開いた。

「10年前、友達が殺されたんだ」

モモが殺されてから僕は心の底から笑うことが出来なくなった。誰かを責めたくて。殴りたくて。こぶしを振り上げたが、結局自分に振り下ろすしかなかった。笑っていると、モモの笑顔が思い出され、彼女を守ることが出来なかった自分が笑うことは許されないと決めつけてしまう。考えすぎかもしれない。もしかしたら、モモは僕に心の底から笑顔でいて欲しいのかもしれない。でも、僕は自分を許せない。そんなことを話すと彼は言った。

「君は俺に答えを求めてるんだよね」

「そうなのかもしれない」

「でも、君はすでにその答えに気づいているね」

「えっ…」

「この話を俺に相談してきた時点で君の中にはその答えがあった。ただ、それを肯定してもらいたくて俺に話しただけだよ。自分の選択を確実だと信じたくて」

彼は一呼吸おいて続けた。

「そして、君はその答えを100パーセント信じていいんじゃないかな。だって、自分で見つけ出した答えだ、間違っているはずがない。君は笑って良いんだよ」

少しづつでいいから心からの笑顔を取り戻そうよ。そう付け足すと彼は星空を見上げた。

そうか、喜ぶことも苦しむことも権利であって義務ではないのだ。なぜ僕はそんな当たり前のことにいままで気づかなかったのだろうか。いや、きっと気付いていたんだ。見えないふりをしていただけで。胸が熱くなった。こんな気持ち今までにあっただろうか。

「神様、ありがとう。気づかせてくれて」

神様は恥ずかしそうに。

「いいんだ」

と言う。

「ところで、お前。今さっき、胸が熱くなったと思ったろ、顔に出やすいよな」

またしても心を読まれてしまった。そんなに顔に出ているのだろうか?

「理由教えてやろうか」

「うん」

「胸にコーヒーこぼしてるぞ!」

「えっ!!」

「冗談だよっ、ハハハ見事に騙されたな~」

「いや、騙されてないぞ」

「うそつけ~ハハハハ」

神様も、僕も笑った。

本当に久しぶりに心の底から笑った。

ありがとう。神様。



翌日、僕は手紙を皆のもとへ届ける事にした。郵便で送ることは簡単だがこの手紙をきっかけにまた、皆との仲を取り戻したいと思ったのだ。そのことと昨日の手紙のことを神様に話すと彼は、

「まずは、モモ君の手紙にいた宮島充ってやつからだな」

「なんでタッチから?」

神様に聞く。

「特に理由はないけど、そのタッチ君が今近くを歩いているからな」

実際、タッチは一本隣の道を歩いていた。距離はあるが彼と向き合う形となった。

「で、どうするんだい?」

神様は腰に手を当て少し呆れた様子で訊ねてくる。壁から顔だけ乗り出した状態で決断を渋っている僕を見れば当然だ。

「何を迷っているんだ? ただ、あの人に話し掛けるだけだろう?」

ますます呆れた神様が再度訊ねてくる。僕だってもう大人になったのだ。初対面の女の人ならまだしも、高校生の時の友達に声を掛けるくらい余裕だ。だが、あの事件が起きてからというもの気まずい。どんな顔すればいいのか分からない。

「話し掛けるって言うけど、何て声かければいいのか分からないんだよ。」

まるで思春期の子供だ。自分で言ってて恥ずかしくなる。しかし、あいつとは卒業式以来話してすらいない。仕方がないことだとも思う。

「そんなの何でもいいじゃないか。いい天気だね。とか、調子どう?とか」

「そういうネットに載っているような定型文ではなく、もっとこう…気の利いたいい感じの言葉が欲しい」

「気の利いた言葉なんて俺に聞かないでおくれよ。それに彼とは仲が良かったんだろう? なら、あの人、…宮島充と無関係の俺よりお前自身で考えろよ」

あいつに話し掛けることを提案したのは彼だ。それならば話し掛ける言葉くらい考えてくれたっていいじゃないか。でも、彼が言っていることは正論で反論の余地がない。しかし、それを実行できるほどの能力はない。

どうしようかと迷っている内にタッチが僕に気づいてしまった。こちらに手を振りながら近づいてくる。僕も軽く手を振り返す。

「タッキー!驚いたな、突然地元に戻るなんてどうした」

タッチは家業の漁師を継いでいる。以前、年賀状で見たときは似合っていなかった仕事着のカッパも今では絵になっている。漁師になったからだろうか、タッチは以前より一回り痩せていた。僕は手紙をカバンから取り出す。

「…これをタッチに渡したくて」

僕は「タッチへ」と書かれたモモの手紙を渡した。初めはきょとんとしていたタッチだったが、封筒に書かれた「タッチへ」という文字を見るなり驚きの声を上げた。

「こっ、これはモモの字じゃないか!なんでこれを?」

タッチは、僕の返事も待たずに大急ぎで封筒から便箋を取り出し、食い入るように読み始めた。

「ごめんな」

一通り読み終えると彼はそうつぶやいた。

「なんでタッチが謝るんだ」

すると、彼は手紙から目をそらして話し始めた。

「ごめんな拓明。あの時、お前に寄り添えなくて。事件があって拓明のことが心配だったんだ、モモの事で自殺でもするんじゃないかと思って。だから、家に泊まることを誘ったんだ。でも、結局俺は部屋に閉じこもり続ける拓明に何もできなかった。それどころか、心のどこかで拓明を事件のことで責めてたんだ。そんな自分が許せなくて…悪いのは俺なんだ」

よく見ると彼は震えていた。

「違う、充。君は悪くない、悪いのは僕だ。あの日モモを家に一人にした僕が悪いんだ。家を出る時に玄関のドアにカギをかけなかった僕が悪いんだ」

「なっ!今、なんて言った」

突然、彼は顔を上げた。充血した目が見開かれていた。

「君は悪くない、悪いのは僕だ」

「違う!その二つあとだ」

「家を出る時に玄関のドアにカギをけてなかった僕が悪いんだ」

「やっぱり、おかしい。あの時、玄関のドアにはカギがかかっていた」

「でも、警察の人は玄関のドアにも鍵穴にもこじ開けたような跡はないって言ってたし、自分の目でも確かめた」

「お前も知ってるだろ近所の通報した人の話。数人の男が拓明家の玄関のところで『やっぱり、鍵がかかってる』って言っていたって」

その話は聞いたことがある、僕の家の隣の住人が事件当時、数人の男が拓明家の玄関の前で小声で話していた内容をたまたま聞いていたのだ。その後、西園寺家の中から悲鳴が聞こえたので、もしかしたらと思い警察に通報たのだ。

「でも、警察の人も」

「警察は通報人の話を信じなかった。鍵をこじ開けた形跡はないし、聞き間違えだろうって。でも、通報人は聞き間違えじゃないって何度も言ってたさ。あれは嘘をついてる目じゃなかった。ちゃんと拓明はドアにカギをかけてたんだよ」

彼のことを信用していないわけではないが、今の話は信じられない。聞き間違えに嘘も本当もないのだ。僕のことを心配してくれていることはありがたいが、こじつけとしか思えない。

「モモが内側からカギを開けたっていうのか」

「お前それ本気で言ってるのか?」

「じゃあどうやって入ったんだ。警察の人は、強盗は確かに玄関のドアから入ったって」

「だからずっと不思議に思ってたんだ」

もうこの話はやめよう彼はそういうと話を戻した。

「ところで、どうしてモモの手紙を拓明が持ってるんだ」

「昨日、僕の実家に届いてたんだ」

「誰から届いたんだ」

「わからない。宛先のも書いてなかったし、そもそも切手も貼ってなかったから直接届けに来たんだと思う」

タッチ宛ての手紙の他に、僕宛ての手紙と「マリ」宛ての手紙も一緒に届いたこと、そしてそれぞれの元に直接届けて仲を取り戻したいことを話した。

「俺にもそれ、手伝わせてくれ」

「ああ、もちろんだ。あとタッチ、『剛』って人知ってるか?」

「ツヨシ?知らないな聞いたことない」

「そうか、僕も知らないんだ」

「ところで、マリに届けるって東京へ行くのか」

事件後もマリとは年賀状のやり取りは続けていた。彼女は今、東京に住んでいるのだ。

「ああ、明日。電車で向かうつもりだ。タッチは仕事があるだろうし…」

言い終わる前にタッチが目にも止まらぬ速さでスマホを操作する。

「仕事の方には連絡しといた。最後まで付き合うぜ!」

…タッチは本当に、いい奴だ。



翌日の午前11時。僕たちは東京駅に到着した。神様は僕のお金で買った自販機のアイス片手に「行ってらっしゃ~い」と言って、ついてこなかった。日曜だったが駅構内は人で溢れていた。昨日の夜、ふと思ったのだが最近時間の流れが異様に早く感じる。28歳にもなると時間が感じるのが早くなるのか、それにしても、もっと東京まで時間がかかると思っていた。これも、時間早くなり現象の一部なのだろうか。

「いや~東京も暑いね~!!」

「あの、タッチさっきから異様にテンション高くない?」

僕も東京に訪れて久しぶりに感じる都会の喧騒に興奮しているが、彼はそれ以上だ。東京駅に着いてからは「うわ~!」「すご!」「やば!」の繰り返しだ。彼は昔から仲間のムードメーカーだった。

「そういえば、今マリはどこ住んでるの?」

「ああ、そうだ。マリの年賀状に書いてあったんだ」

ほらっ!といって見せてくれた年賀状には、「東京都豊島区…」マリは一昨年東京のIT企業に勤める年の近い男性と結婚して、東京に住んでいるのだ。

「豊島区だから池袋駅に行けばいいんだね」

「えっ、じゃあ。今、オレ達どこにいるか知ってる?」

「もちろん!東京の中の東京!東京駅だろ!?」

そこまでいうと彼の動きが止まった。

「あっ、池袋に行かなきゃ行けないんだった」

「しっかりしてくれよタッチ。改札口出ちゃったじゃん」


灼熱の太陽が僕たちを照らしている。額にうっすらと汗が滲むころマリの家にたどり着いた。マリの家は一軒家で住宅街の中にあった。

タッチとは幾らか気まずさが解消されたが、マリと久しぶりに話すとなると、タッチの時と同じ緊張がチャイムを押すのをためらわせた。

「押すぜ?」

僕が静止している間にタッチが押してしまった。チャイムを押すとすぐにマリが驚いた顔で出て来た。

「ひっ、久しぶり。どうしたの突然家まで来て。てか、家に来るなら先に電話くらいしてよね」

「ごめんよ、電話番号変わってたから」タッチが謝る。

「…立ち話もなんだし暑いから中に入って」


クーラーを入れたばかりなのか部屋の中は蒸し暑かった。麦茶の入ったコップをマリから受け取り一口飲むと一気に飲み干した。

「で、突然どうしたの?」

一段落着くとマリが聞いてきた。

「実はこれを渡そうと思って」

僕はマリ宛ての封筒をカバンから取り出しマリに見せた。

「えっ、これって」

「そう、モモからマリへの手紙」

「またまた、なんの冗談?」

言葉とは裏腹にマリは震える手で手紙を受けとり中の便箋を取り出した。

「本物のモモからの手紙だよ俺宛てのも、充宛てのもある」

そして、この手紙が誰から届いたかわからないこと。自分、タッチ、マリ、剛宛ての手紙があったこと。

「剛」という人物が誰なのかわからないこと。この手紙をきっかけにして仲を戻したいことをマリに話した。

「そのツヨシって人はウチも知らない」

ただ、とマリは言葉を区切ると僕の目をじっと見つめて言った。

「仲を取り戻すのはウチは反対。あの事件を思い出したくない。あの感情はもう味わいたくない」

確かに、僕もそうだ。あの事件は思い出したいものではない。マリの母親の話によると事件後彼女は一日中自分の部屋から出てこなかったという。

「あの記憶をまた思い出したいの?違うでしょ。あの事件が起きてみんな傷ついた。もうこれ以上傷つく必要なんてないじゃない…」

僕は頷く。

「じゃあ、そんなこと止めなよ」

そうだ、そうだ。確かにマリの言っていることはあっている、正しい。でも、じゃあなぜ僕はまたみんなとの仲を取り戻したいんだろうか。マリが口を開く。

「二人にちょっと話したいことがある。聞いてくれる?」

「もちろん」

タッチが頷く。

「ああ」

僕も頷く。

「さっきウチあの感情はもう味わいたくないって言ったでしょ。その感情のことなんだけど。あの事件を知った時とても悲しかった、辛かった。でも…」

一呼吸置き彼女は続ける。

「心のどこかでちょっと喜んでる自分がいることに気が付いたの。ウチ当時、拓明のことが好きだった。志穂と拓明が両想いだってことも分かってた。かわいくて、性格が良くて、みんなの憧れだったモモと戦ったら負けると分かってたから…」

彼女の瞳は少し潤み始めている。

「そんな、自分が許せなかった。その後、旦那に会った。励まされてどうにか持ちこたえられた。けど、幸せを実感するたび、あの事件の記憶が薄れていく気がして。忘れたい気持ちと、忘れるべきじゃないと思ってる気持ちがせめぎ合って、どうしたらいいか分からなくて…。結局なにも変わって無かった」

自分を許せないという気持ちが痛いほどわかる。きっと充もそうだろう。

わかった。なぜ、みんなとの仲を取り戻したいのか。いまだにあの事件に苦しめられ、自らのことを責めている友達を、仲間を、同胞を、少しでも助けたいのだ。そして、自分自身を救いたいのだ。そのことをマリに伝えると、頷いてくれた。

「そうだね。ありがとう」

マリが笑顔になる。それにつられて僕もタッチも笑顔になる。

「そういえば、さっき言ってたツヨシって人。もしかしたら当時、事件を担当してた刑事さんに聞いてみたらわかるかも」

「ああ、そうか!確か担当してた刑事さんの名刺、貰った気がする。マリ貰ってないか?」

タッチが言う。

「貰った!なんかあったら連絡してくださいって。ちょっと待って」

マリが棚の上にあった名刺入れをパラパラとめくる。

「あった!あった!これこれ」

名刺には「斉藤久嗣」と、書かれている。タッチが早速、名刺の電話番号に電話を掛ける。

「ああ、こんにちは宮島充と申します。ああ、そうです。はい。はい。そうなんですか。今ちょうど東京に居まして。はい。あっ、ちょっと待ってくださいね」

彼はスマホを耳から離した。

「2人とも今日これから空いてる?」

僕もマリも頷くと彼は電話に戻った。

「もしもし、大丈夫です。はい。わかりました。失礼します」

「なんて?」

「今、転勤になって東京にいるらしくて。当時の事件のことでちょっと聞きたいことがあるみたいだから、ちょうど東京に来てたついでにと思って」

「これから会うのか?」

「ああ」

「午後4時に喫茶店に来てくれって」

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