第14話 「最後の審判」歴史の始まり

「最後の審判」について、予言ファンタジーとしてまとめて行く事となる。

ここで重要になる事が二つある。


一つが「予言のタイム・スパン」であり、今一つは「予言の起源」である。


ここは大事だ。

大学入試に出る事は無いが・・・・・・


もっとも魔法学校ならぬ、予言学校 都市伝説学部があれば話しは別だ。


冗談はさておき、タイム・スパンは3000年、予言の起源は「イスラエル王国の建国」となる。


時は紀元前1000年、ダビデによって統一されたイスラエル王国が誕生する。


この頃、世界の聖地と呼ばれるエルサレムに「エルサレム神殿」が築かれる事になるが、初代の神殿を築いたのはダビデの子、ソロモンだ。


正確に検証すれば、初代のイスラエルの統治者はダビデではなくサウルだったが、イスラエル王国の統一を果たしたのはダビデであり、隆盛を極めたのはソロモンの時代となる。


従って、場末の予言屋がここで取り扱う予言の枠組みは、紀元前1000年ダビデの時代から現在までの事とする。


しかし3000年前に統一されたユダヤ教国家イスラエル王国、紀元前586年のディアスポラ(民族離散)を最後にユダヤ人は国を失う事となる。


そこから「消えたイスラエルの十氏族」や、フリーメーソンにイルミナティ、聖徳太子を支えたと言われる秦一族、ノストラダムスの出自であるコンベルソ(改宗ユダヤ人)など、現在に向かって歴史が動き始める。


様々な予言、特に西欧の予言と考えられるユダヤ系三宗教による予言が、20世紀の世紀末をターニングポイントとしているのは、この予言の起源(イスラエル王国建国)が原因と思われる。


実は日本に、予言の起源を映画化したと思われる国民的アニメがある。


「芦ノ湖北岸一体」を舞台にし、大ヒットしたSF(エヴァ〇〇リオン)だが、芦ノ湖が形成されたのも約3000年前の事だ。


現在の箱根最高峰「神山」の北西斜面が、水蒸気爆発により山体崩壊し、早川をせき止めた、これが約3000年前の出来事である。


それによって形成されたのが芦ノ湖であり、「最後の審判」の原点とも言えるイスラエル王国の建国と時を同じくする事象である。


また、このアニメに出てくる十字架だが、列島創世の時日本が背負おわされた十字架、「フォッサマグナと中央構造線の十字架」ともシンクロする。


なお、「設計の予言者」が拠点としているのが、この十字架のクロスポイントに存在する、三重式カルデラ地形と言われる箱根である。


また、同監督によって作られた「2016年封切りの怪獣映画」には、日本の神々に深い関係があるものが取り上げられている。


それが、映画に出てくる建機小隊のコードネーム「アメノハバキリ」だ。


この辺りは、設計の予言者が解き明かす、日本の神々による歴史計画、「日本封印とその解除」に深く関わっている。


ちなみに「アメノハバキリ」とは、石上(いそのかみ)神宮の主祭神にして、「神代三剣(かみよさんけん)」の一つと言われている十束剣(とつかのつるぎ)、「天羽々斬剣(アメノハバキリのツルギ)」の事を指し、これが日本封印の鍵となる。


しかも、映画の封切りと設計の予言者による計画の実行(2016年)、時期が一致しているのはここだけの話しである。


最後に、設計の予言者の計画に、ユダヤの古文書「死海文書」(裏死海文書ではない)が関わってくるが、助長になりすぎるので機会があれば解説しよう。


少々話しが脱線したが、以上が「最後の審判」の歴史にまつわるエトセトラだ。

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