第13話 真説 世紀末
西洋の予言による計画が、日本の近代予言によって22年間延期になった。
これの検証を「真説 世紀末」の形で行おう。
ただし、前提となる命題が存在する。
「日本近代予言体系による計画の延期は、世紀末をソフトランディングさせる為に行われた。」
従って、世紀末に訪れるカタストロフィーは、思ったより大したことが無い様に見える。
と言うよりは、「世紀末の訪れを延期させる事に成功したが故に、災害もこの程度で済んでいる。」と言う仮定で、話しを進めて行くので突っ込み無用でお願いする。
さて計画の延期で質問の答え合わせをして行こう。
三大予言者による、世紀末予言一つ目がエドガー・ケーシーのリーディング。
「1998年日本の重要な部分は海に沈まなければならない」
日本近代予言により、世紀末が22年ずれた事により、このリーディングは2020年の出来事となる。
2020年日本を襲った災厄とは、世界中で誰もが知る出来事。
「新型コロナのパンデミックによる、東京オリンピックの延期」
次にノストラダムスの大予言はどうなったか。
「1997年7の月、恐怖の大王が来るだろう」
22年後の7月、2021年7月には世界中で水害が発生した。
7月発生した水害は、イギリスやドイツをはじめヨーロッパ各地、アジアの両大国にまで及び、世界の至る所で観測史上初、五千年に一度の規模などと報道されている。
それはまるで、ノアの箱船を思わせる現象だ。
また水害とは別に、史上最悪とも言われる熱波により、ギリシャやカリフォルニアをはじめ、世界各地で山火事が発生している。
しかし、これらの災害は恐ろしい事には違いないが、本当の恐怖はこれではない。
この現象の本当の恐怖は、「某国営TVで特集が組まれた、2030年 ○○への分岐点問題」だと考える。
これは先端科学が割り出した、「地球のオーバー・キャパシティー問題」に関わる事となるが、これは後ほど「人類のオーバー・テクノロジー問題」と共に論じて行こう。
ともかく、22年遅れで訪れた1999年7の月問題、これの回答が「人類の未来に訪れる、2030年の分岐点問題」、その始まりの警鐘を示すと考えられる。
何だそんな事かと軽く考えている人もいるかと思うが、その見解は甘すぎると言わざるを得ない。
世界のトップレベルの研究者によれば、2021年から2030年までの10年間。
人類が選択を誤れば、人類による環境破壊や温暖化などにより、「地球の修復キャパシティー」を越えてしまい、地球自体が暴走し制御不能に陥ると、科学的な根拠に基づき予測されている。
科学者が危惧する暗黒な地球に向かうのか、それともそんな状況を出来るだけ避け、持続可能な未来に向かうか、その開始がまさに「2021年7の月」。
その様に考えれば、恐怖の大王の予言が当たったと言えなくも無い。
この様に世界の情勢と予言を対比して行くと、現在はまさに「2023年の真新紀元」を間近に控えた、「真説 世紀末」のただ中にいる事になる。
それが故の「新型コロナは、最後の審判」説である。
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