第7話 これ実話だから、本当にお恥ずかしい次第です!

 翌日、例の手紙が到着したので、急いで検査室の、私のロッカーに隠した。 


 ……今日、明日中には、これを何とか鈴森さんに渡さなくては!


 因みに、前話では慌ててしまって、鈴森さんの名前を『鈴村さん』と誤記してしまったのはここだけの話だ(←お詫びして訂正致します🙇🏻)


 ……それにしても、渡さなくてはならない媒体が『封筒』っていうのが実にまずい! 本人に直接渡せないし、誰かに見られたら、それこそ、院内のスキャンダルになりかねない。


 どうする? 箱に入れて、リボンでもかけて鈴森さん宛に宅急便で送る? ……料金だってそんなにはかからないだろうし、そこに手紙が入っているなんて、誰も思わないでしょ。


 …………


 …………!


 あ〜〜〜〜! 


 この手紙を、私宛じゃなくて『』で送れば良かったんだ!


 切手代、損した(泣)


 よしっ! もう一度、家に持ち帰って再送付だっ! (← …………。)

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