応援コメント

第3話 くも膜下出血」への応援コメント

  • 医事をしております。
    院内で一番謎の存在であった技師さんのことがようやく知れて良かったです。

    医療事務になりたてのころ、偶然電車に轢かれて胴体が切断されたばかりのご遺体を発見したことがあります。吐き気がしましたが、院内で働く医療職の方々はみんな人体解剖を行ったり見たりして資格を得ているのだなと感心もした記憶があります。
    私には人体にメスや針を入れたりするのは絶対に無理だな・・・と。

    作者からの返信

     もう一つのコメントに長々と返信させて戴き、大変失礼致しました🙇🏻‍♂️

    『はるか』にも書きましたが、私は罰当たりな人間で、他の技師の方と違い、資格を取得する事のみを目標にしていたので、何の覚悟もありませんでした。

     ……しかし、臨床の壮絶さ、更にドクターのお手伝いが出来る充実感、そして、何よりも患者様からお預かりした検体の崇高さを知り、真剣に従事するようになった次第です。

     加えて! 医事の方々の、お仕事の忙しさ、複雑さ、重要さには頭が下がります。

     私達、医療従事者が毎日ご飯を食べられるのは、ひとえに医事の方々のご努力があるからです!

     この場をお借りして、私から厚く御礼申し上げます!


  • 編集済

     このお話と、葛さんのコメントで、検死解剖に対する、新しい見方ができました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     とんでもございません。

     今でも、無料で臓器や血管だけは3Dで視られるHPがあるのですが、必ず行わなければならない顕微鏡での病理検査があるから、現在は未だに解剖するしか方法が無いようです……。

  • コメント、失礼します。

    解剖の現場、とても興味深く読ませていただきました。臨場感があり、引き込まれております。

    実は私は「検死解剖」にはあまり良いイメージがなかったのです...。
    と申しますのは、私は納棺師補助の仕事をしておりまして、紫斑や腐敗臭がある故人は「人だって生身なのだから腐るよね」と最初から受け入れられましたが、検死解剖を終えた故人にお会いした時はショックだったからだと思います。
    その方は臓器を取り除いていたからか身体が(特に頭が)軽くて、こんな言い方をして良いか分かりませんが、「脳も心臓も取り出されてしまった後の身体を弔うことが、その方の魂の弔いになるんだろうか...?」と思ったりしました。(この時は、ご遺族が臓器を取り出されていることを恐らく知らない(実感していない...?)様子だったので、こんなことを考えたのだと思います...)

    しかし、このエピソードを読み、医師やこれから医師となる方が解剖に立ち会い、人の死や、実際の臓器を見る経験を経て、医療の現場に立っていらっしゃることを頼もしく思いました。色々と考えさせられます...。

    長文になってしまい申し訳ありません。

    作者からの返信

      いつも応援やコメントを賜り、心より感謝申し上げます。


     ……昨年、父が他界して、間もなく1年が経とうとしております。

     このような状況下の為、家族のみの葬儀でしたが、葬儀場の方々には、とても親切にして戴き、この上無い有り難さでした。

     緊急事態や高齢化社会などで、葛さまのお仕事は、私達には想像出来ないくらいに大変なご苦労がお有りと存じます。 本当にお疲れ様で御座います。



     ……剖検後の御身体に関しては、未だに賛否両論あります。

     私も葛さまと同様に『人が入っていない着ぐるみ』のように感じてしまい、かなり時間を経た現在でも良いイメージを持てません。

     ……しかし、今回の事例のように、慣れた執刀医の先生が驚いてしまう程の状態になっても、患者様が『我慢出来る程度の症状』しか起きなかったのが判明したのも確かではあります。

     現在は、当時と比較すると、技術も治療法も進歩し、解剖を必要としない例も増えて来た……と耳にします。

     近い将来、切断などしなくても身体全てを細胞単位で画像化出来るようになるでしょう。

     そんな日が早く来る事を願って止みません。

     長文、乱文、大変失礼致しました。