おまけ
「あたしさぁ~、女が好きか男が好きか分かんないのよね!」
「あ、そうなの。男を誘惑する悪魔の代名詞、サキュバスなのに?」
「うんうん。既婚者を襲うのが昔から大好きだったんだけどぉ、女を縛り付けてその目の前で男をレイプするのが最近のマイブームなのよぉ。でも、そのうち女の泣き声とか苦しんでいる顔で興奮するようになってぇ」
「あー、じゃあそれは、バイセクシャルかなぁ」
天使は常時死んだ眼で受け答えをする。時折ズズッとコーヒーを飲む。
「なるほど! 守備範囲が広くなったって事ね!」
「うんうん」
天使はコーヒーを飲み終えると、頭の上に手を伸ばす。
天使の輪っか(エンジェル・ハイロゥ)を、話し合っていた相手の頭に乗せる。
「ん? 何? ご褒美?」
「いや、逆」
そこから雷が落ちて、サキュバスを焼いた。
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