なんとなく「剣」


 やはり武器の基本「剣」も書いたほうが良いかという事でザックリと剣です。


 剣は他の武器に比べて携帯しやすいのが特徴ですね。腰に下げて街や室内を歩く見回りや護身の描写を書くときも違和感の無い武器でしょう。


 異世界ファンタジーにおいても代表的な武器である剣ですが攻撃以外にも防御にも多く使用されますね。

 敵に剣で強襲を受けた時に素人感を出すか熟練者を描写するかと考える方もいらっしゃると思いますが、ここで表現しやすいのが「受け」ですね。


 初めて剣を振るうなら反射的に闇雲に大きく振り回すでしょう。その時は左右に振ってるイメージが強いと思います。こうなると受ける時も剣先を左右にぶつけて受け止めている筈です。しかし、この受けでは相手が刀身を滑らせてガラ空きになった胴体部への反撃を許してしまいます。肝心な剣も明後日な方向へと向いているので特殊な展開でもない限りは反撃は不可能と言ってよいでしょう。


 では熟練者はどうするかというと闇雲な大振りはせず、剣の切っ先をほとんど動かさず、柄を動かして一撃を左右に動かして受ける。これなら刀身を滑らせてくる反撃からも自身を守りやすくなり剣は相手の方向を常に向いているのでこちらから反撃する描写に移りやすくなります。


 後は剣との組み合わせの大定番「盾」を用いた剣の扱いかたをザックリと紹介。


 相手が頭を狙った攻撃を仕掛けてくると頭を守るために盾を持ち上げてガードしますね。この時、一撃を受け止めると相手の懐がガラ空きとなるため身体の捻りを利用した剣の一撃、カウンターアタックを狙えます。大抵の場合は足を踏み出しているので足を狙えますが、まぁ攻撃を仕掛けて打ち倒すという課程がわかれば細かな描写は入れないでも十分だと思いますので他に伝えたい部分に文章を裂いた方がいいかなとも思います。

 あと、ピンチ描写や逆転劇で使えるものとして誤って使用した盾のパターンを、盾で自身の視界を妨げるです。

 まず相手が攻撃を振り降ろそうとする。慌てて盾で頭を隠そうと盾を持ち上げる。ここで攻撃が見えなくなってしまう。仮にこれが剣などの場合、盾から横にずらし滑らせて防御態勢に踏み込んだ足にダメージを受けてしまいます。遮られた視界からの突然のダメージの緊迫感が表せます。逆に足元への攻撃がずれると無防備な下半身部へカウンターも仕掛けられます。

 後は相手の武器がハンマー等の打撃武器として遮れられた視界のまま叩き潰されたり戦ってた場所が二階で足元が崩れて一階へとピンチ脱出等、戦う空間が変わるとまた色々と展開は変化していきます。戦闘描写を一気に書き上げた後に時間を置いて頭の疲労感をスッキリさせてから改めて書き直すと、いまキャラが立っている所はここだからこう行ったらいいのではというヒラメキが新たに生まれる事があるのでまだまだ時間に余裕がある場合は読み直してみるとよいです。


 なんか、剣より別な部分が長くなってしまった。本当にザックリだったので物足りないと思われましたらごめんなさいです。



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