第14話:集合のための合言葉

宿に着いた。

「うっめー!」広樹がさけんだ。

たしかに、今日の飯は一段とうまい。


温泉に入り3人部屋の中。

語り明かしの時間である。

私は初めて2人、実際に出会った時の事を広樹に話した。

それを聞いて広樹は言った。

「それ、3人が集合するための合言葉にしない?」

「え?」私はちょっと考えた。

「何があってもその言葉を聞いたならばその人の元に行かなければならないの。」

私はしばしまた考えた。

「いいよ。」いちごさんが言った。

「わかった。仕事をしてても何しててもそれが集合の合図だ。」私が言っていた。

「よし!決まり。忘れるなよ。」と広樹。

「忘れるわけないじゃん。」と私。

その後は過去の話で盛り上がった。


次の日の帰り道、札幌によった。

駐車場に車を止め、たぬきこうじという所を観光した。

そこでは路上ライブが行われていて楽しかった。

親へのお土産をそこで買った。

そして帰りのドライブ。

流している曲は昔の『The Corrs』だ。

そうして楽しい3日間が過ぎて行った。

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