第5話:別れ、そして…

と返ってきた。

私は話が通じない事があった部分は説明できないでいた。

そしてまた一週間後、会うことになった。


会ってからのメールは会った事中心の話題になった。

多少困ったが、広樹も混じって話を作っていった。


そんなこんなで会う日になった。

広樹はちょっと緊張しているようだ。

これからは広樹から聞いた話である。


今日はドライブが中心らしい。

私は車の運転が苦手だ。

しかし広樹の一存で決まったらしい。

彼女は私が余り車に乗らない事を知っていた。

なので別れ際、広樹に「あなた、ウッキーさんじゃないでしょ?」と言ったらしい。

広樹は「そうだよ。本当は違うんだ。ごめん。」と言ったらしい。

その日の広樹との会話でわかったのだった。

次の日返信で


『ごめん。

 やっぱり俺じゃだめだよ。

 もし、こんな俺で良かったら2年間待ってください。

 しっかりした自分になれるよう頑張ります。


 今回のメールでしばらくメールしません。

 受験まであと少しだから集中したいので。

 自分勝手ですいません。

 それでは失礼します。                             』


と、メールを打った。

返事は…返ってこなかった。

私は思った。

多分、広樹と仲良くやっているのだろうと。

そんなこんなで私の受験の勉強が始まるのだった…。

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