第2話:出会い
高校2年になってから自分の病気がきっかけで医療に興味を持つようになっていた。
目指すは医師。
その当時私は先生にバカ扱いされていた。
成績は下の下。
今から医師を目指すのは到底無理だと言われていた。
しかし自分の意思は変わらなかった。
死ぬ思いで勉強を始めた。
その結果、3年生の段階でトップクラスの成績になった。
そしてすいせん入学で公立の医学部の試験を受けた。
結果は落ちた。
言い訳でもあるがそれは受ける試験は数Ⅰ・Ⅱとの事だった事に対し、受けた試験は数Aも含まれていたのであった。
数Aは勉強してなかったのだ。
それも一つの理由で落ちたのだった。
家はそこまで裕福ではない。なので公立の大学を受けたのだった。
私は落ちてもめげなかった。
浪人してでも医療の勉強がしたかったのだ。
なので実家で浪人する事にした。
家の人は私を応援してくれた。
私はなるべく勉強がしたかったので、部屋で閉じこもりきりになっていた。
部屋にはパソコンがあった。
食事は親が作ってくれて、私は勉強に集中することが出来たのだった。
朝、食事を食べ、その後勉強し、昼食を食べまた勉強、その後夕食を食べパソコンをするといった生活スタイルだ。
たまに親友の広樹と酒を飲んだりドライブに連れてもらったりした。
浪人しだして2ヶ月ぐらい経った。
多少勉強が飽きていた。
その頃、毎日していたチャットで仲良くなった人がいた。
その人は同じ地域に住んでいる人で、女の人だった。
ネームはいちごさんだ。
いちごさんはフリーライターの仕事をしているらしく、文章を書くのに精通していた。
私はいちごさんの前では文芸部の頃を思い出し詩人でいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます