【学び】 主敵のテイストは揃えるべし

 こうしてみると、『北斗の拳』は血筋の物語であるのですね。


……漫画喫茶で一気読みした僕には、前半の雑魚のハート様とかの、ひでぶーとかアベシあたりのみが印象に残ってましたが……太いストーリーについて、主敵のテイストを揃えるのが名作の条件なのかもしれません。


 後の作品で、僕が思い浮かぶのは……主人公の血筋とは関係ありませんが、『Re:ゼロから始める異世界生活』には、主敵の太いストーリーを感じますね。


 まずは、さまざまな権能を持つ、大罪の魔女とその魔獣(白鯨、大兎、黒蛇など)を前座の敵として登場させる。

 そして、他の6人の大罪の魔女を滅ぼし、自らの糧として世界の半分を飲み込んだラスボス候補『嫉妬の魔女サテラ』。さらには、サテラを信奉する狂信者集団「魔女教」。さらには、『嫉妬の魔女サテラ』は主人公菜月昴が敬愛するエミリアたんと同じく、銀髪ハーフエルフだという……オチはどうなることやら?!


【得られた教訓】

 雑魚や前座はさておき、メインの敵役のテイストは揃えましょう、はい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る