③「北斗琉拳」ヒョウ、カイオウ

#正直、ラオウでお腹いっぱいな気もするが、ラオウにはさらに強すぎる兄がいた……(という、人気作ゆえの後付け設定?)。


【敵役概要】

ヒョウ:修羅の国第二の羅将。ケンシロウの実兄、北斗宗家の嫡男。

カイオウ:修羅の国第一の羅将。自らを“新世紀創造主”と称す。ラオウ、トキの実兄。


2人は、魔闘気と呼ばれる圧倒的な闘気で空間を歪める拳、北斗琉拳の使い手

(つまり、ケンシロウの北斗神拳究極奥義 無想転生を破る)


主人公(ケンシロウ)との敵対行為①:

 カイオウは、リンを奪還する為城にやってきたケンシロウを迎え撃ち、闘気の扱いに劣るケンシロウを圧倒。

 北斗神拳の究極奥義無想転生を破って完膚無き敗北を与える。北斗宗家の滅亡を宣言し、ケンシロウを公開処刑しようとしたが……妨害に遭い、処刑は中断。


主人公(ケンシロウ)との敵対行為②:

 カイオウに記憶を封印され、恋人サヤカを謀殺さて……るなどしてしたヒョウは、実弟ケンシロウと戦う(要はカイオウの謀略で2人は戦う)。

戦いのさなか、宗家の血に目覚めた際に記憶と正気を取り戻し、同時に自らの犯した罪を悟り、ケンシロウの手で倒される覚悟をすすす。


主人公(ケンシロウ)への協力行為:

 ヒョウは戦闘後に和解しケンシロウの仲間になり、ケンシロウに宗家の秘拳のありか(泰聖殿)を教える。


主人公(ケンシロウ)との敵対行為②:

 ラオウの実兄カイオウは、……宗家の秘拳を得たケンシロウに敗北(雑)。

カイオウは、自ら手をかけた腕の中でヒョウを看取り「また幼き頃に戻って共に遊ぼうぞ」と号泣。



 

✧……✧

【分析?】

真の敵ラオウの後の強敵は、ラオウの兄カイオウは。

ラオウ編で盛り上がりすぎただけに、蛇足的でもあるかと。

しかし、人気作ゆえ血の繋がりをネタにおとこのストーリーで突切りました。


 強敵ともの協力行為に助けられ……は『北斗の拳』ならではのテンプレですね。

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