第45話 報い
シルスとメアが国民を避難誘導していた同時刻。
西南の区域を薬師のトルンが走っていた。
それは城壁に向かって逃げているのではなく、あちこちで何かを探しているようにゾンビを避けながら走っていた。
「どこに……はぁ、どこにいるんだ」
そう無我夢中に走っていると、曲り角から飛び出してきた誰かとぶつかり勢いよく転げてしまう。
「す、すみません。探しているのがあるので、私はこれで」
いそいそと起き上がり謝って立ち去ろうとすると、
「ちょ、ちょっと待った」
静止するように声を掛けながら腕を掴まれた。振り向くとそれは執行者の服装をした男だった。
「その声、トルンか」
「貴方はベッカスさん!?……あの!あの!リヴィ、私の娘、リヴィはどこにいるんですか!」
トルンはベッカスの両肩を強く掴み前後に振り回し訴えかけた。
「ええい、離せ!そして落ち着け」
それに耐え切れず振りほどきトルンを投げ飛ばした。
「こんな時に全く……」
「す、すみません。ですがリヴィはどこにいるんですか。あの娘は、あの娘だけは……」
涙を流しながらベッカスの片足を抱きしめ懇願する。
「わ、わかったから放せ。逃げるついでだ。お前の娘の所に連れていってやるから」
「ほ、本当ですか!?」
「ああ、今までちゃんと役目をこなしてくれたからな。だから行くぞ。ゾンビどもがすぐそばまで来ていやがるからな」
「わ、わかりました」
脚を放し、垂れる涙と鼻水を袖で拭い、走りゆくベッカスについて行く。
「はあ、はあ。娘は無事なんでしょうか」
「多分無事なはずだ。ゾンビどもが湧いているのは中央広場からだけだ。子供達は城壁側いるからな。問題ないはずだ」
「本当に良かった、執行者の中にベッカスさんのような方がいてくれて……子供達を守るために隠れ場所だけでなく、これまで面倒まで見てくれて……本当にありがとうございます」
「気にすんなよ。俺が好きでやってきた事なんだからな」
二人は城壁がすぐそばまで見える所まで来て、少し休むのもあり歩き始めていた。
「はぁ、はぁ、もうすぐだな出口も」
「そ、それで娘はどの建物に」
「ああ、それなぁ。その建物だよ」
「え?っぶ」
ベッカスが指さす方向を見た瞬間、お腹に衝撃が走った。
あ、熱い…?何がお腹に…剣?
お腹をゆっくり見下ろすと、ベッカスの右手が持つ剣の鍔がお腹にぴったりと引っ付いており、じわじわと服が赤黒く染まっていった。
「おらよ」
そして腹に脚を当てその剣を蹴り抜き、トルンはされるがままに数歩後退りした後、力なく尻餅をついて座り血を吐きながらベッカスを見上げる。
「カハッ…ど、どうして…ベッカスさん…」
「あ?そんなもん簡単だよ、生き残るのは俺一人で十分だからな」
「……一人?…そ、そんなことより…私の…私の娘……リヴィは……?」
「ん~ああ、お前の娘な。もうとっくの前に死んだよ」
「へ、え?」
「お前から預かった二ヶ月前のその日にな。ただの玩具に耐え切れず死んだよ。全く遊びにならなくてつまんなかったわ。お前の餓鬼」
「おもちゃ?…死んだ?へ?え?」
「まあ、叫び声だけは良かったっちゃ、よかったかな。にしても馬鹿だよな~少し親切にしただけでどこの親もが守りたいからって俺に餓鬼どもを寄越すんだからよ。ほんとおもちゃの調達が楽だったぜ。普通に調達しようとすると他の奴らに横取りされちまうこともあるからな……まあ、昨日は魔女に食われちまって散々だったけどな」
そうベッカスは思い出に浸るようにどす黒い笑みを浮かべながら、溢れ出る唾液を拭って遠くを見ていた。
それを聞いていたトルンは現実を理解できない、というのではなく信じたくないと呆然と座りつくしていた。
「ぅ、ぐがぁ」
そんな会話をしていると後方の曲り角の奥から声が聞こえゾンビ達が次々と姿を現し二人に迫っていた。
「おっと、無駄話が過ぎたな。まあ、なんだ今日までご苦労さん。自分の娘の為に色んな薬の発明に冒険者や旅人どもを取っ捕まえる協力をしてくれてよ。最後なんだ、俺の為に時間稼ぎよろしく~じゃあな」
「は、はは」
それを聞いてトルンは壊れた様に笑い、ベッカスを見送り迫りくるゾンビ達の方を見る。
……あ、あれは…。
呆然と眺めながらも迫りくるゾンビたちに見覚えがあり意識がはっきりとした。それは知り合いでもこの国民でもない。
そこにいたのは、これまで薬草を納品させた冒険者達、そして薬を買いに来た旅人達の姿だった。
忘れるはずもない。娘の為にとその人達を犠牲にしてきたのだから。目の下の隈だって、彼らの協力をしてからまともに睡眠ができていない故のもの。そうか…私は彼らに殺されるのか…それはしょうがないな……。
トルンは土下座をするように顔面を強く何度も地面に叩きつけた。
しょうがないってなんだ!自分の為!自分の娘!そんな言い訳ばかりして馬鹿が!馬鹿が!馬鹿が!無関係な彼らを身代わりに!犠牲にしたんだぞ!くそが!意味などないかもしれない、だけど、これだけは、これだけは、死ぬ前に伝えなくては。
「ほ、本当にぼうじばげない」
顔全体と腹から血を流し涙を流し、トルンは迫りくるゾンビ達に最期の謝罪をした。
それは恐れなどといった無駄な感情や意識などない謝罪だった。
そしてトルンは何の抵抗もせずに、ゾンビたちの群れに飲み込まれた。
はっ、最後の最後に。頭を地面に叩きつけて瘴気を失ったか。まあその方が楽だろうな。城門は結界が張ってあるせいで抜けられそうにはなく絶望したが、ここには地下に行きそこから遠い外まで通じる魔力の通った回廊がある。これは枢機卿が隠れて使っていたものだ。そしてここに枢機卿がいないという事はすでに使って逃げたと考えられる。誰が張ったかは知らないがこの通路ならば結界など意味なく、巨大な結界故こんな小さな魔力の回廊になんて気が付かず見逃したはずだ。
ベッカスは城壁の傍にある地下への隠し扉を開けた。
じゃあな、ゾンビども。おれは逃げさせてもらうよ。
そう地下へ降りようとすると、透明な何かに阻まれて降りられない。
「は!?な、なんで」
ベッカスは透明な壁を破ろうと強く踏んだり殴ったりするが一切割れる気配がない。
「はぁ!?噓だろ、開けよ!くそ!くそ!くそ!開けよ!」
何度も何度もその透明な壁を開けようと力いっぱいに殴る。
殴る手には全く痛みなどなく、殴ったという感覚をその壁からは感じ取れない。
「噓だろ……噓だと言ってくれよ」
そう諦め俯いていると、近くで何かが止まった。
来たのか…。――!?
顔を上げて見渡した。そこにいたゾンビ達はベッカスにとって見覚えのある顔ぶれだった。
「お、お前たちは」
ベッカスを囲うそのゾンビ達はどれも幼く六から十歳くらいの幼女の姿をしていた。
(ふふふ、覚えててくれて嬉しいよベッカスさん)
!?な、なんだ声が頭に直接。
(魔女様のおかげでね。こうやって再び貴方に会えるようになったんだよ)
(嬉しいね、ふふふ)
「は、離れろ!」
少女達が手を伸ばすその手をベッカスが振り払おうとすると、まるで沼に手を突っ込ませたような音がなり、少女の胸に腕が埋まった。
「ぬ、抜けない、は、はなせぇ」
腕を捻り振りほどいて抜こうとするが、全く抜ける気配がない。
(そんなに焦らなくていいんだよ?)
(そうそうじっくり楽しみましょうよ)
(私たちにしたように、ね)
少女達は暴れられぬようにベッカスの四肢を体に埋め込ませ腕と足を無理やり開かせた。
そして少女はベッカスのズボンと下着を脱がしそれを握り出して晒す。
(あれれ〜元気ないなぁ〜)
(ほんとだぁ、あの時はすごく元気に立ててたのに)
少女たちは不思議そうにそれに触れながら不思議そうに見ていた。
「な、何をするつもりだ」
(ええ?そんなの決まってるじゃない。最初は貴方の大大大好きなこれで遊ぶんだよ)
そう少女たちは見せるように人差し指を立てた。
するとその指はニュルニュルと形を変え男のよく知る物の形になる。
「へ、嘘だろ…それは俺が使ってた」
(そうだよ、苦悩の梨だよ。よく私たちで遊んでたね)
周りを囲う少女たちの立てたその苦悩の梨と変化した人差し指は様々な大きさをしていた。それもベッカスの股に座る少女のそれはまるで針金のように細いものだった。
「ま、まさか」
(そう、そのまさかだよ〜)
少女は股にある小さいそれを握り、それに開いてある小さな穴にその細い苦悩の梨の指を突き刺す様に差し込んだ。
「ひぎぃぁぁぁうぐあ」
(う〜ん上手く入らないなぁ〜あ、二人も入れなよ)
(そうだね、入れようか)
(入れよう入れよう)
ふ、二人も!?
すると両隣にいる少女二人がベッカスの両耳にそれを入れる。
「あがっ」
(ここが奥かぁ)
(う〜んもうちょっといかないかなぁ)
そう二人は不満げにも中をズボズボと出し入れし奥にあるそれを叩く。
「あぐっあぐっひぎああああ」
(ダメだよ二人とも、そんな強く差し込んでたら破れちゃうよ)
(そうだね〜聞こえないと意味ないもんねぇ)
(そうだったそうだった)
聞こえないと意味が無い?何を言って。
(それじゃあ大分入った事だし始めようか)
((はーい))
その合図と共に、中に入ったそれらが動くのが分かる。
「いだ、いだい!抜け、抜けよ!ぬけえ!!」
耳の中で聞こえる聞こえるはずのない金属の音。差し込まれた所の肉が押し広げられ裂けていくのが分かる。
痛い…痛い!痛い!
体が大きく動くも四人に固定されて痛みを逃すようなことすら出来ない。
(じゃあ、とりあえず一裂きろうか)
は?
耳の中グギっと音が鳴った瞬間両耳と股の中にあるそれが勢い良く肉を無理やり裂き広げた。
声にもならない聞いたことも無い男の叫び声が上がり、ベッカスはその痛みに耐えきれず白目を向いて泡を吹き気絶した。
(ああ〜気絶しちゃったらダメだよ〜)
そう正面に座る少女が開いた手でベッカスの頬をぶつ。
「は?痛い!?痛い痛いあがぁぁぁ」
ベッカスはすぐに意識を取り戻し、響き来る痛みに悶絶する。
は?気絶してたのに無理やり起こされた!?
(よかった、よかった。そんなんじゃ終わらないんだからね)
悶絶するベッカスのことなどお構い無しに三人は中で広がるそれで肉を裂きながらギチギチと引っぱる。
完全に声が死んだのか空気のような叫び声を吐き出し続けた。
そして少女たちは勢い良く引っ張って指を引き抜いた。
それによりその指は肉を引き抜きボロボロの肉が指にこびりついていた。耳の穴はありえない程大きく開き、股にあるそれはぐちゃぐちゃに四つに花が咲くように開いていた。
「お、おでの、がぁぐっぁぁ」
痛い、いだい、ありえねえ、有り得ねぇ何だこれ…痛すぎて、思考が回んねぇ。
(それじゃ、次行こっか)
つ、つぎぃ!?まだ何か?続くのかこれが!?
そう見ると別の少女がそれを見せる。それはまたも苦悩の梨なのだが、それが別次元に大きく太いものだった。
「は?そ、そんなものどごにいれるつもりだ…」
(ん~そんなの決まってるじゃない。ここだよ~)
ゆっくりと四つに裂かれた肉棒の下にある穴の入口にそれを当てる。
嘘だろ?
(まぁ時間ないから一気に入れて一気に咲かそうか)
「ふんぎっんがぁぁぁ」
少女はそれを無理やりその穴の中へ押し込み、肉を無理やり巻き込み引っ張り千切りながら入っていった。
入らない、入らないって、いだい、いでぇ痛でぇよ!
体内でぐちゅぐちゅと無理やり肉がこねられ奥へ奥へと引っ張られていく。
(それじゃまんかぁーい)
その声を後に内側から破裂するように肉体が引き裂かれていきながら、今までにない激痛と共に男は死ぬように気を失った。
意識を失い真っ暗な暗闇が目の前に広がる。
…俺は死んだのか。死んだんだよな…はぁ、はぁ良かった。よかった…これ以上苦しむことなんて……?
そう男は疑問に思った。
何でこんなにも意識があって思考してるんだ、俺は。それに両手足からまだ感じるこの感覚は…。
(はーい、起きてねぇ~)
少女の声と頬を叩かれた痛みに男は目を開く。
「へ?…え?俺はさっき死んだはずじゃ」
男は困惑しながら見渡すと辺りは血まみれで、裂けてたであろう腹や股の下のそれが肉の音を立てながら治っていくのが見えた。
(うん、死んだね。面白かったよ。こう、ぱーんってお腹が膨らんで裂けて死んでったね)
少女がまるで無邪気な子供のように笑いながら手仕草で表現して言った。
「し、死んだんだよな」
(うん、死んだよ)
「な、なら、なんで俺は今こうやって生きて…」
少女が手を後ろに組んで笑みを浮かべこちらを見る。
(そんな簡単に終わらせてあげるわけないじゃない)
少女の目や口が真っ黒に染った。
それはまるでペンでぐちゃぐちゃに線を引いて描かれた丸い何かで、不気味で深い闇のような穴を感じさせた。
「あ、悪魔…」
(あはは、悪魔?それは貴方じゃない)
(そうそう、ここに居るみんなは貴方に殺されちゃったんだよ)
(どんなにやめてって、助けてって言っても聞いてくれず)
(むしろそれを聞いて貴方は楽しそう笑っていたんだから)
そう少女の姿をした異質な何かが話していると。水滴が地面に落ちた。
それは男の目からこぼれ落ちた涙だった。
「ご、ごべんなさい、ゆ、るじでぐだざい」
それはその場しのぎのような芝居ではない。
男の心は完全に折れていた。それは死ぬ程の激痛を知り、一度死にながらも生き返らされたのを体験したのだから。そして、男には分かっている。次の死で終わることなどないことを感じ取っているからだ。
(ふふふ、今更謝ったって後悔したって遅いんだよ)
(私たちはこれをすることに何の楽しさを無い)
(これはただのお返し)
(私達が受けた、その全てを貴方が受け取るだけなんだから)
(耐えなくていいんだよ)
(何度だって気絶してもいい。何度だって死んでもいい)
(その度に優しく起こしてあげるから)
(だからちゃんと付き合ってね)
これまでベッカスが使ったであろう色んな種類の拷問道具が指で形作られ、目の前に近づけられながら並べられる。
「は、ははは。あはははは」
「「「「あははははははははは」」」」
ベッカスは壊れたように笑い始め、それを見て顔を見合わせた少女たちもつられるように笑い始めた。
そしてベッカスはこれから終わりの分からない地獄を味わう事となる。
知っている男の聞いたことの無い悲鳴が、後方から聞こえてきた。
何故だろうか、ゾンビ達が目の前まで来ていたのにまだ触れられた感触さえない。一体何が…。
薬師のトルンは不思議に思い顔を上げた。
そこにはやはり見覚えのあるトルンが填めた、冒険者や旅人の姿をしたゾンビ達が立っており、ただトルンを見ていた。
な、なんで襲ってこないんだ…?
(どうやら、ちゃんと私達のことを覚えていたようだな)
ずっと前に薬草の納品をした女性の冒険者の声が頭に響いて聞えてきた。
「わ、忘れるはずない。いや忘れてはいけない。私が貴方たちに薬で眠らせ、執行者達に引き出していたのだから…」
(ああ、その通り。お前達のせいで私達は拷問を辱めを受け無い罪を着せられ、死刑をされた)
(決して許されない。いや許すなどありえない…そう考えていたんだがな)
「許す必要なんてないでしょう。だから…私を早く殺してください。あなた達の手で。気が済むことなどないと思いますが、思う存分痛めつけてください…」
(いや、それはしないと皆で決めた)
「な、何故!?」
(きっと我々も同じ立場なら、貴様と同じ様に仲間や家族を優先して他者を犠牲にしていただろう)
(それに貴様は今、楽になろうとしているであろう。罪から逃れるため、娘を失ったと知った為にと)
「は、はい……」
(だから、死ぬことは許さない。私達も貴様を殺すこともしない)
「な、なら、何を…」
(だから、我々はお前に呪いをかける)
「の、呪い…?」
(ああ、それは貴様が死ぬまで解けぬ呪いだ)
それを聞いて覚悟を決め固唾をのみ彼らを見る。
(いい覚悟だ。ではお前へかける呪いは)
(救うべきモノを救え)
は……?
(私達は死してなお貴様をずっと見続けていた)
(今日までしてきたように、来る者拒まずと病魔に苦しむ人達を)
(どんな難病でも救えないと諦めることはなく)
(最後の最後まで救うことを諦めなかったように)
(救うべきもの救え、それが貴様が私達に対する贖罪だ)
(分かったな?)
「わ、分かりました」
(それでは私達の残された家族たちを頼むぞ)
そう言って見覚えのある皆々が次々と去って行くのを見送る。
「かはっ」
そうして時が動き出したようにお腹から痛みが走り出血が激しくなる。
……まずいな、思ったより深く貫かれてる…。今さっき約束したというのに、はぁ、はぁ…。
トルンは止血しようと腹を押さえると急に力が抜けるように倒れ込む。
体が動かない…それだけじゃない…何だか意識が…。
眠らぬよう死なぬように重たい瞼を開くのだが、それでも抗うことが難しい。
俺は…死ぬのか?
そんな薄い意識の中、近づいてくる二人の気配を感じた。
二人は傍まで寄るなりトルンの頭に手を置く。その手からはとてもやさしい何かが流れてくきて、出血している腹部が少しずつ暖かくなっていく。
誰だ…いや、それよりこの暖かい手は…
(まだ来ちゃダメだよパパ)
(そうよ。ちゃんとあなたを見守ってるからね)
この声はリヴィと…。
トルンは二人から溢れる暖かい何かに包まれながら安心し、ゆっくりと意識を閉じた。
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