第6話 やるからには


入部初日


部員たちは私の隣にいる可愛い子(ルナ)をガン見していた


そりゃそうだ、超可愛い



う~ん、分かるよ分かる、可愛いもんね


1人くらいこっちを見ろや!!!!!

そう心の中でツッコんだ


だが、可愛いので私もルナを見た


まあ、それは置いといて

サッカー部のマネージャーは


3年 2人

2年0人

1年2人(私とルナ)


だからマネージャー勧誘してたのか

3年生が引退したら、マネージャーいないもんな


私たちは初めにマネージャーの仕事を教えて貰った


「アオとルナはサッカーのルール分かる??」


不意にこう聞かれた


『あ、分かります』


私が平然と答えると皆が疑問の眼差しを向けてきた


「え、なんでわかるの?!」


『あ~、実は弟がサッカー部でして、、(笑)』


そう、私の弟は中体連連覇中の強豪サッカー部主将


お陰様で家では常にサッカーの映像が流れていた


ルールおろかスコアの書き方も完璧だ


マネージャーをするからには本気でやる

元々スポーツをしていた身なので


プレイヤーの気持ちは人より分かる、中途半端は嫌だった


ルナや部員たちとは直ぐに仲良くなり、

いいスタートをきった



そしてある事件が起こった

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