第4話・冒険者になる
キュイーーーン
【転生が完了しました
称号・「転生した神」を取得しました】
「うっうーん・・・はァァ疲れたァァ
いや分かる、俺、神だからお見送りがあると思ってたけどなにあの数の天使ヤバすぎだろぉぉぉ」
このものすごく子供声で愚痴を言っている銀髪の少年の名は
創造神「クエター」改め 人族「トハン」
この世界の常識を、神の時代の記憶から復元させたら創造神「クエター」の名があって名前を変えないとなんかヤバそうだと思って「トハン」にした。
「にしても、アルティメットスキル【絶対演技】で15歳に見える動きはしてるけど言葉づかいだけは自分でどうにかしないとなんだよねぇ
まぁこのことは後で考えればいいか、まず
ユニークスキル【質屋】にワールドスキル【創造魔法】でなんかめっちゃ純度の高い鉱石を作りまくったものを入れて資金をゲット!でも資金無限って……まぁいいか
ゴッズスキル【無限収納】」
シューン
(いやぁ亜空間に吸い込まれる姿はなんかいいねぇ、ちなみにお金はこの世界だと
銅貨1枚→10円
大銅貨1枚→100円
銀貨1枚→1000円
大銀貨1枚→1万円
金貨1枚→10万円
大金貨1枚→100万円
白金貨1枚→1000万円
らしいなぁ
それでさっきのスキル【質屋】で俺が手に入れたお金は
白金貨30枚だ前世なら宝くじ当たった時の値段だよ〜)
(よし、サト、最適化と創造魔法を使ってもっと冒険者っぽい服と、俺のこの身長でも使いやすい刀を創造してくれ)
【了解 刀を生成 服を生成or自動着替え
最適化により銃を生成 無限ナイフホルダーを作成しました】
と言って俺の足にはナイフホルダーとホルスターが付いていた
(ふーんまぁいいんじゃないか?とりあえず武器の強さを見るために、ゴッズスキル【神眼】付属スキル【解析眼】発動………………
ってなんじゃこりゃァァ)
刀
付与スキル
破壊不能
絶対切断(性質・鉄以上で自動発動)
魔法付与
性質変換
手加減
威力調整
成長
譲渡不可
銃
付与スキル
破壊不能
絶対必中
銃弾特殊付与
自動装填
威力調整
成長
不可視
譲渡不可
(それでサト、このナイフホルダーはなんだ?どうせ普通じゃないんだろ)
【特殊なナイフでナイフに攻撃魔法や拘束魔法等を付与できるナイフです
創造魔法で無限にナイフが出現します
スキル不可視により閉まっている状態の時はほかの生物からは見えません】
(なるほどねぇ…まぁ良かれと思ってやったんだしいいか、まぁ何故か無限収納に狙撃銃と弓矢が入ってるのは見なかったことにしよう)
と思って俺はやっと落ち着いて国に迎えるのだった
「サト、城塞都市イクリーナはどっちだ?」
と街道のどっちを進めばいいのかを聞くトハン
【ではこの世界の地図を復元します】
(右か
というかやっぱり異世界だよなぁ
道中に街灯は無いし道も土だし
横に木はあるしやっぱりいいな異世界は!)
そして丘を超えて見えたのは
(おぉぉこれが城塞都市イクリーナなかぁ
ずいぶん立派な壁だなぁ)
そう思いながらイクリーナを見る。
円状に連なってる外壁が中の都市を守っているという感じだそれぞれ、北、東、西、南に門がある。
(っとあれは!検問所だこぁ異世界と言ったら槍持った兵士でしょ)
【偏見です】
(あっ、はい)
「おいお前とまれ」
と、とてもガタイのいい男が言う
門番の仕事をしているのは分かるが
敬語を使わないところを見るとやっぱり異世界だわ〜
うん! こういう世界に来たかったんだ!!
「は、はい!」
「お前、名前は?」
すごく低く威圧感のある声で質問をされる
「トハンです!15歳
人族です」
「ふむ・・・お前ちょっとこっちに来い」
と門番の人は言う
(え?俺何かしたかな?)
【いえここに来た詳しい事を聞かれると思われます】
と連れられてきたのは1対1で話せるようになっている部屋と部屋の真ん中の机には
水晶
が置いてあった
(【解析眼】発動)
看破の水晶
付与スキル
スキル【看破】
嘘をつくと、水晶が光かる
(ヤバいな質問によっては俺が創造神だということがバレるかもしれない
サト、嘘をついてもこの水晶が光らないようにしてくれ)
【了解 ゴッズスキル【神の偽装】
を発動します】
「それでお前もう一度聞く名前と年齢、種族を答えてくれ」
「はい、名前は、トハン、年齢、15歳、人族です! 」
・・・・・・・・・・
「ふむ嘘はついていないな
それでこの都市に来た理由は?」
と水晶が光らないのを確認して、この街に来た理由を質問される
(良かった嘘ついても光らなかった)
「えっとですね。冒険者になりたくて
・・・・・・・・・・
「………分かった、許可するが通行料は持っているのか?」
と聞いてくる。そんな悪い人でも無さそうだ
ちゃんとこっちの心配をしてくれるし外見で判断するのは良くないな
「はい! 銀貨1枚でいいですか?」
と聞いてみる
「いや大銅貨1枚で充分だ」
と言ってきたので俺はポケットから出すフリをしてポケットに手を入れた時に
無限収納から大銅貨1枚を出して街の中に入った
ちなみに
クバマ・城塞都市・イクリーナ
おぉぉぉぉスゲーーこの建物の感じやっぱり異世界って感じだよねぇ〜〜
さっきサトから歴史なんかは戻したけど建築技術とかの人族の文明までは知らなかったしやっぱり新しいことはこの目で見るべきだよねぇ
ワイワイガヤガヤ
「やっぱこの辺で1番でかい都市なだけあって人が多いなぁ」
「そうだろ?」
「うぉ!?」
急に話しかけてきたのは俺より少し年上だと思われるかっこいい美青年だった
「あはは! ごめんごめん、なんか物凄く目をキラキラさせてるからついからかいたくなってね」
「あ、どうもこんにちは、俺は…じゃなくて僕は、トハンって言って村から出てきたばかりなんです!」
嘘をつくのは少し気が引けるけどまぁ「神界」っていうこの世界を知ることが出来ない世界にいたしあながち間違ってないかな
「あぁ、俺の名前は、フィル、冒険者だ!」
確かに武器を身につけていかにも「冒険者」って感じだ!
「あの、僕、冒険者になりたくて村から出てきたんですけど、冒険者ギルドってところに連れてってくれませんか?」
本当はもう知っているがここで迷いなく冒険者ギルドに行くと不自然に思われるかもしれないし
「いいよ! どうせ冒険者ギルドに向かってたんだし」
「あ、ありがとうございます!」
(サト、アルティメットスキル【読心】を使ってくれ)
【了解 読心を開始します】
【結果「こんな小さい子がこんなところにいると危ないしギルドに1人で行ったら何か起こるかもしれないからついて行ってあげよう。でもこの子何か変な恐怖を感じる」です】
(小さい子、か、一応この世界じゃ大人の年齢なんだけど、まぁ悪い人じゃ無さそうだ、
でも俺の力に気付いてるかもしれないいくら抑えているとはいえ神の力だしな)
そしてしばらく歩き
城塞都市・イクリーナ・冒険者ギルド
「さぁここだよ、ここが冒険者ギルド
イクリーナ支部だ!」
「あ、ありがとうございます!」
「じゃあ俺は以来達成の報告してから外で待ってるから分からないことがあったら聞きに来てね!」
「はい! ありがとうございます!」
周りには
依頼を貼り付けている掲示板
話をするための机や椅子なんかがある
意外と広くてびっくりだ
「あの、冒険者登録したくて来ました!」
そしてこっちに気付いた受付嬢が来る
「どうも、こんにちは、冒険者ギルドイクリーナ支部受付嬢の「メリア」です!以後お見知りおきを」
とっても笑顔の人だ
これが営業スマイルってやつか
「冒険者登録ですね
ではこの紙に必要事項を書いてください」
紙には
名前、年齢、種族を書く欄と職業、そして使える魔法なんかを書く部分がある
そして解析したところこれには
アーツ【契約紙】
この紙には、嘘を書いてもそれを見破ることができるらしい
ただ偽装スキルを発動しながら紙に書くと偽装できるみたいだ
偽装スキルを発動しながら書くことは想定外みたいだ
「はい、書き終わりました」
「確認します」
「名前は、トハン君、年齢15歳、種族は、人族、職業は侍、得意魔法は身体強化ですね」
「はい!」
「あとこの「侍」っていうのはなんですか?今まで沢山の冒険者を見てきましたがこんなのは見た事がありません」
そう一応職業は、侍
にした。創造神の戦闘訓練でワールドスキル【職業支配】
でこの世の全ての職業になれるが一応侍ということにした
「侍、って言ってもほぼ剣士です!剣士とは違って「刀」という武器を使うだけで近距離戦闘職業ですよ」
「なるほど、まだこの世界には私の知らない職業があるんですね!」
「それでは冒険者登録をする前に戦闘能力試験を行っていただきます。それで初期ランクが決まります。なのでこちらの試験場に来てください!」
「はい!分かりました」
そしてついたのは、とっても広いところだったここで試験官と模擬戦を行いその試験官が俺のランクを決めるようだ
「よォ俺は、「フレン」て言う
俺と模擬戦を行ってお前のランクを決める」
と出てきたのはこれまた俺よりものすごくでかい男がでてきた
「よ、よろしくお願いいたします」
「……お前武器はどうすんだ?」
「これを使います」
そう言いながら自分の腰についている刀に手を添える
「それ真剣だろ?木剣で戦ってくれ」
「大丈夫ですほら」
と言いながら俺は刀に付いていたスキル性質変換を使って刀の材質を
オリハルコン→木に変換して
【ワールドスキル【超越者】を発動します。
変換先を世界樹の神木にします】
何故か最強の木になってしまったが
その刀を見せる………
って俺の刀ってオリハルコンだったの!?
「木剣なのか?鍔と持ち手は木じゃ無さそうだがまぁ剣身が木ならいいか」
そう言って構えるフレンさん
(サト、なるべく俺が弱い感じであの人を倒さないように負けてくれ)
【了解 特別スキル【オート】を起動します】
「それでは模擬戦を開始します」
さぁサトの初めての試合だどんな感じで負けるんだろうか
「よーい・・・初め!」
「武技【剛剣】!!」
【武技【居合切り】】
ガーン
というすごい爆音がして
観客席から歓声が鳴る
(なに!?こいつ俺の剛剣を受け止めやがった!?)
【ゴッズスキル、【神のオーラ】付属スキル【弱者のオーラ】を発動します周りからマスターがとても弱く見えるようになります】
「武技【縦切り】」
【武技【受け流し】】
サトがフレンさんの出した技スキルを受け流す
そしてサトは切りかかり
それに対抗してフレンさんも切り返す
「ハァッ」
【アルティメットスキル【絶対演技】によりとても弱っているようにみせます】
「終了!勝者、フレン」
【スキル【オート・弱者のオーラ】を解除します
刀の材質を神木→オリハルコン
に変換します】
「いやぁ強かったです!ありがとうございます!」
「あ、あぁ」
(なんなんだ?あいつ周りのヤツらは気付いていないが俺の武技を受け止めたりするなんて普通じゃないしあいつはなにか隠しているような気がする……)
「いやぁ惜しかったですねぇ、でもいつかは勝てますよ!」
「はい、ありがとうございます」
「それではこのカードに血を1滴垂らしてください」
ピトッ
パァァァァ
「はい!これで冒険者登録完了です!
こちらギルドカードになります!」
「ありがとうございます!」
「ではこの冒険者ギルドの説明をさせていただきます!
まず冒険者とは、国や街だけでなく村や個人の依頼までたくさんの依頼があり
採取依頼 討伐依頼 護衛任務など様々な依頼があります。冒険者はその依頼をお金などでこなす人達のことを言います
冒険者には、ランクがあり
F→E→D→C→B→A→S→SS→SSS
となります。
F→新人
E→半人前
D→一般
C→1人前
B→一般人限界&ベテラン
A→天才
S→天才限界
SS→化け物
SSS→人外
という感じです!
トハン君はEランクからですね
普通は自分のランクとその1個上のランクを受けられますが緊急依頼等はどのランクでも受けられます。それでパーティを組んでいた場合もそのパーティメンバーの平均ランクの1個上のランクの依頼を受けられます!
そしてその依頼の数や実績でランクが上がっていきます。
そしてこのギルドカードには特殊な力があり倒した魔物を記録できるようになります。
ちなみに依頼不達成の場合は、報酬額の2倍を払って頂きます。だだし、理由を申し出てそれが承認されれば依頼達成率の降下だけで済みます。ちなみにここには看破の水晶があるので嘘はつけません。ではこれでこの冒険者ギルドについての質問はありますか?」
と少し長い説明が終わって
「ないです!」
「それではこれで今日からトハン君は、冒険者です!
これからの旅路の安全をお祈りしています」
「ありがとうございました!」
(あの子こんな長い話をちゃんと聞くなんてとってもいい子だなぁ)
そして俺は冒険者ギルドを後にしたのだった
「先輩、今日冒険者登録した。トハン君ってとっても可愛いですけどなんであんな子が冒険者になったのでしょうか?親御さんとかは…」
「なにかきっと事情があるのよいつか聞いてみようと思うわ」
ガチャ
「おっおかえりトハン、」
「フィル!待っててなくても良かったんだよ?」
そう言いながら待っていたのはここまで連れてきてくれたフィル
「冒険者登録終わったんだね!」
「うん!」
「じゃあ俺は宿に行くけどお前も来るか?」
「いやそこまで迷惑はかけられないよ」
「そうかじゃあまたどこかで会おうないつか依頼を一緒にしようぜ!」
そう言って去っていったフィルだった
(よーしまずは宿に泊まって明日から依頼をこなそう!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます