第3話・転生


(なぁサト、父上が言ってた父上にも創れないものが作れるって何か分かる?)


【検討中】


【検討結果 スキルの創造かと思われます】


(それはどういうことだ?)


【先程クリエイター様にゴッズスキル【神眼】を使って創造神のスキルを見ましたがスキルは一般的すぎたためスキルの創造が出来ないかと】


(お前なぁ、今は父上だから良かったかもしれないがあまり勝手に行動するのはやめてくれよ)


【了解】


(では転生準備に入る、まず容姿だなどうしようか、男なのは大前提で……なぁサトこの世界では冒険者というのがあるみたいだがあれは何歳から登録出来るんだ?)


【15歳です】


(じゃあここをこうしてこれをこうして目はオッドアイにするか俺、前世からオッドアイをかっこいいと思ってたからなぁ、右目は金色左目は……そうだいいこと思いついたぞ。

サト、魔法は、魔力に色を付けるイメージだったよな?)


【はい】


(ならその魔法を使う時に色を付ける行動を同時に目に発動させて魔法を使おうとすると左目が使おうとした魔法の系統の色にしてくれ)


【了解】


【完了

無魔法→白

炎魔法→赤

水魔法→青

風魔法→緑

土魔法→茶

光魔法→黄

闇魔法→黒

神聖魔法→金

極滅魔法→銀

にしました】


(さすが仕事が早いさぁ今日から俺のステータスはこれだ!)


ステータス 年齢15歳(398兆歳) 人族(神族)

攻撃力 59(∞)

防御力 32(∞)

魔法力 42(∞)

俊敏力 83(∞)

魔法防御力13(∞)

称号 なし(神・超越せし者・転生者・仕事人)


(こんな感じかな、何故か俺にワールドスキル【無限】がついているせいでとんでもない化け物になってるけどアルティメットスキル【実力偽装】で防御力以外は誤魔化せるからな

なぁサト俺が今から行こうとしている。世界

「クバマ」

についての常識なんかの情報の記憶を復元してくれ)


【了解】


【完了】


(相変わらずこの知識が流れ込んでくる感覚は慣れないな)


(あとサト俺の前世の記憶の中に

異世界スキル聖典

みたいな厨二病じみたやつの内容を全て創造して、さっき創造したゴッズスキル【最適化】を使っていい感じにしてくれ)


【了解】


【完了

ゴッズスキル【最適化】により特別スキル【付属スキル】を創造しました】


(説明を頼む俺にもわかるようになるべく分かりやすく)


【了解

上位スキルを構成するスキルを一つ一つ使えるようになりました。

例としては、ゴッズスキル【神眼】は全ての眼が付くスキルを同時発動してしまうデメリットがありましたそれを解決するために一つ一つを最高精度で発動できるよう最適化しました】


(ありがとうサト

にしても新しい体を作ったはいいが冒険者登録できる年齢の15歳にしたのはおかしいかな?)


【いえ大丈夫だとは思いますが、生活危険度がとても上昇すると思われます。】


(生活危険度ってなんだ?)


【クバマで生活していく上で嫉妬、憤怒などを抱くものが現れる可能性があります

この世界の冒険者は自分の強さを押し付けるため「こんな子供が俺より強いなんて」と思うものが現れると思われます】


(まぁあえてそうしたんだけどねぇ

よーし転生準備も整ったまずは、城塞都市イクリーナの近くの街道に体を置いてそこで転生だ!)


【了解 ゴッズスキル【最適化】により

神族種族スキル【神の体内時計】の効果を無効化しアルティメットスキル【体内時計】を効果発動します

マスターネーム変更

「クエター」→「トハン」

に変更しました

転生開始します】


そしてその日第九宇宙では

転生の門に多大な不可がかかった

クエター…いやトハンはこの転生の門に多大な不可がかかることにより起こることを、この時の彼は知らない



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