劉明英


*キャラクターの紹介については、ネタバレ防止のため章ごとに区切っていこうかなと思います。なので、ネタバレを気にする方は読了した章まででストップしていただけると幸いです。


出身:玄国

身分:玄国八大部族の一つ、黒狼族の姫

職業:剣術指南者


 明英は、劉備玄徳と、その軍師諸葛孔明とその妻黄月英(月英という名前は後世の創作との説ではありますが)から名前をつけました。

 元は、辰国の北側にある玄国出身の少女ですが、玄国内のごたごたから身を守るため、祖父である劉黒陵に連れられ、辰国に住んでいます。

 物語のヒロインではありますが、羽がどう頑張ってもヒーローっぽくないので主人公の決をぶったたくような豪胆な少女になってしまいました。


【二章:遠吼孤虎と栴檀の朋】

 明英は羽の婚約者である。彼が押し付けられた無理難題を解決するために手伝うことになる。預けた扇は迷子笛がついており、何か問題が起きたとき駆け付けようと考えていた。

 羽は勘違いしているのだ。

 自分には価値がない、と。


【三章:還鶴玄楼と狼の贄王子】

 数年ぶりに別れた兄と弟に会う。彼らは、明英に玄国に帰ろうと持ち掛けてくる。

 それは、幼い頃の明英にとって願ったりかなったりだ。

 けれど、違うのだ。

 もう、玄国に帰るよりも叶えたい夢があるからだ。

  知恵のオユンチェチェグ、と呼ばれるよりも明英、と呼んでくれる人がいるから。

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