斎澄


*キャラクターの紹介については、ネタバレ防止のため章ごとに区切っていこうかなと思います。なので、ネタバレを気にする方は読了した章まででストップしていただけると幸いです。


出身:辰国

身分:平民(のふりをした貴族の階位持ち)

職業:楽士 

二つ名:白露村の栴檀(栴檀)


 斎澄は、日本史をたしなむ方にはビビッと来たかもしれませんが、天台宗の開祖、最澄からとりました。また、蔡文姫という古代中国を代表するスーパー文学ウーマンも呼んできました。でも、最澄自身は識字能力は高くないのですが、元々地頭はよい方なので、サクッと覚えてしまったに違いありません。

 主人公のライバルは子牙兄ちゃんを想定して書いていましたが、子牙兄ちゃんだと子牙の方がさっさとサレンダーしてしまいそうなので、「あなたはここまでこれるはずです!!」と無理矢理引っ張って来れるようなキャラがいてほしいと思ったのです。

 そんな彼の初登場は第二章からになります。


【第二章:遠吼孤虎と栴檀の朋】

 白露村という小さな村から身一つでやってきた少年楽士。彼はまだ若い身ながらも、二つ名「白露村の栴檀」をあたえられ、二胡の名手として有名をはせていた。羽とともに宴で奏でるという夢を持ちながらも、生まれを気にしており羽にはなかなか声をかけられずにいた。

 彼らを引き合わせたのは、遠吼孤虎。澄の二胡の師匠が死の間際に彼に残した最高峰の楽。師匠は彼にその楽譜を隠匿するようにと言うが、澄は都へたどり着く。

 

 かつての約束を、誓いを果たすために。

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