曹符

*キャラクターの紹介については、ネタバレ防止のため章ごとに区切っていこうかなと思います。なので、ネタバレを気にする方は読了した章まででストップしていただけると幸いです。


出身:辰国

身分:平民(元貴族子弟)

職業:在野の楽人


 彼は周羽の世界観を壊してくれる方なので、型破りな人間にしたいと思って、小覇王こと孫策を持ってきました。苗字が曹なのに、孫策を持って来るという、三国志ファンなら卒倒しかけない真似をしてますが、そこはご愛嬌ということで一つ。符は彼の字の伯符から持ってきました。周家の人間の共通点として、二面性が激しいということを体現していますね。


【第一章:春想月花と市井の龍】

 周羽を拾った在野の楽人。彼は命が惜しくないのか、殿中曲を奏でて稼いできている。笛の腕前は周羽が言う通り、殿中でも奏でていてもおかしくないほどである。出世欲はなく、彼が開いた私塾には子どもばかりいる。ほぼ無償で世話をしているので、それではいけないと逆に子ども達の方から彼の世話を買って出ている。かつて、周家の正統後継者候補であったが、秘蔵の楽譜を盗んだことによりその資格を失う。この事が心に残り、出世欲を失ってしまった過去がある。兄である周権とは事件以降顔を合わせておらず、おいである周羽も長らく気づいていなかった。


【第三章:還鶴玄楼と狼の贄王子】

 在野の楽人など偽りの身分。彼の正体はかつて殿中の楽士であり、その中でも特に優れた楽士である「大聖」の号を授かったものだ。彼はかつて殿中曲において優れた技量を発揮し、また殿中曲の研究を行っていたのだ。なぜ彼がそのような名誉を授かりながらも周家を追放されたのか、新たな謎が生まれる。


【第四章:誾景涼王と片翼の鳳凰】

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