周子牙
*キャラクターの紹介については、ネタバレ防止のため章ごとに区切っていこうかなと思います。なので、ネタバレを気にする方は読了した章まででストップしていただけると幸いです。
出身:辰国
身分:貴族子弟
職業:楽士
彼の元ネタは、『封神演義』の主人公、太公望の名前と、あと、琴の名手として名を残している伯牙という人からとってきました。三国志由来の名前ではありませんが、少しくらい例外がいてもいいよね、という軽い気持ちからです。主人公にはとことんひねくれていただきたいので、よくありがちな「さわやかなライバル」を体現していただきました。
【第一章:春想月花と市井の龍】
従弟である周羽が今年も殿試に落ちた事、そして家を追い出されたことに大いに戸惑っている。周羽には、何が何でも後継者になってもらいたいと思っている。また、周羽にとって周策の起こした事件は受け入れがたいと感じ、そして周家の現状も直視してほしくないと思っている。周羽にはある意味何も知らずに、後継者として立ってほしいと考えていた。
【第二章:遠吼孤虎と栴檀の朋】
殿試に受かり、殿中に上がってきた周羽の態度が昔のままで嬉しいと思っている。周羽がまた事件に巻き込まれたのだと感じ、なんとしても守り抜きたいと感じている。周羽には黙っていたが、周子牙には武人として励んでいた日々があった。それはかつて、周羽に示された路。それ故に、周羽にこそ当主は相応しい。
【第三章:還鶴玄楼と狼の贄王子】
彼は本当の意味で周子牙ではない。その正体はかつて内乱によって失われた最後の八大氏族の生き残りであり、玄国の王子と言ってもいい人物であった。辰国に匿われた彼は周子牙として生きることを承知しつつも、心のどこかで「己のいるべき場所」を渇望していた。ゆえに、「才能」と引き換えに「己のいるべき場所」を差し出してくれた羽に対し、感謝と同時に罪悪感を抱いていた。
新たに「己のいる場き場所」を得た彼は思案する。この広大な野を駆け、いつの日か本当の「己のいるべき場所」を探すのだと。
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