宗教観について

 羽子伝の世界の宗教は仏教+中華神話(創世部分)になっています。また、周福が三経六韜、四書五経と呟くセリフがある通り、学問としての儒教はあります。でも、六韜があるということは、封神演義の世界が入っていることになるのですが、そこはまぁ、メタ的な要素ということで一つ。


 ただ、人々の中ではあんまり信心は深くありません。武将や職人、商家などが伝統的にそれぞれが信じる神や仏を持っていますが、一般庶民はあまりありません。庶民からしたら「日々生きるだけで精いっぱい」なので、仏教の極楽浄土を信じているくらいでしょう。


羽「そう言われると少々腹が立つけれど、俺んちには一応弁財天や、それこそいろいろな仏像なんかはある」


 辰国は学問と芸術の国なので、学問としての宗教、という意味合いが強いのでしょう。次に行きましょう!

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