第2話判定をしてみよう

GM : 緑深い森も、地元っ子のアシュレイにとっては庭のようなもの。スイスイと奥へと進んでいきますね。

GM/アシュレイ : 「あるひ~♪ 森のなか~♪ ワンちゃんに~♪ 出会った~♪」

GM : 全員、アシュレイに追いつけるか、冒険者レベル+敏捷でダイスを振ってみましょう。

ゴーシュ : (コロコロ)7。

ダリア : (コロコロ)9。

ゴーシュ : ありゃ。

ダリア : め、目がっ!

GM : マールも振ってみてください。

マール : 技能ないので素振りかな。(コロコロ)13。

ダリア : ……マールさんが一番いいという、このなんとも言えない感情。(笑)

GM : じゃあ、マールはスイスイ~っと、森の中を抜けていきますね。

GM : (ここでシークレットでアシュレイの感知判定(コロコロ)……ピンゾロ!)ふっ。

ダリア : 一体何が……(笑)

アシュレイ : えー、アシュレイは追跡者に一切、全く、気付いていません。むしろご機嫌。

ゴーシュ : 「まあ普通つけられてるとは思わんしな」

ダリア : 守りたい、この笑顔。でも尾行して状況によってはメッしないといけない辛さ……。

マール : 「こーいうのは速さが大事なのサ」

ゴーシュ : 「なるほど」

アシュレイ : 10分くらい歩いたでしょうか、アシュレイは大きな木のちょっとしたウロ?穴?にむかって、「きたよー!」と、声をかけます。

ダリア : 木の陰に隠れながら様子を見守りたいところですね。

ゴーシュ : そうですね。

アシュレイ : 隠れたかったら、隠密判定。スカウトorレンジャー+敏捷度です。ちなみに、金属鎧を装備しているゴーシュは-4のペナルティ。

マール : それは重たい。

ダリア : あ。まさかのペナルティが。言われて見れば確かに、ですけども(笑)

マール : 確認。技能がなくても判定は出来るんですよね?

ゴーシュ : あ、鎧を着てて良いんですか? お茶会に呼ばれただけなんで平服に斧だけもってるイメージでした。

アシュレイ : マール、判定できますよ。そして、ここで選んでください、ゴーシュ。この後戦闘があります。

マール : 隠れます。(コロコロ)11。

ゴーシュ : じゃあ着ておきます。そして隠密判定(コロコロ)6。

ダリア : (コロコロ)8。

GM : (シークレットで2度めの感知判定(コロコロ)4)うん! アシュレイは気づかない(笑)

ダリア : なんて純真な。そのままのあなたでいてください……(笑)

GM : じゃあ、木陰から、のそのそ出てきたのは、二足歩行する、犬です。

ダリア : コボルトっぽい?

ゴーシュ : 「変わった犬だな」

マール : 人面犬かな。

マール : エネミー識別的なスキル、ありますよね。

ダリア : PL的にはどうみてもコボルトですが、判定しなければわからないという悲しみ(笑)

??? : どうぞ。あれ??


ここでGM、操作ミスでボスの立ち絵を表示させてしまう、痛恨のミス。


ダリア : ラスボスかな??(笑) ペネトレイトは使えますか?

GM : 今のは! 見なかったことにしてください!!

全員 : (爆笑)

ゴーシュ : SW2.5のコボルトやべぇなと思った(笑) 魔物知識は(コロコロ)9。

マール : (コロコロ)ピンゾロ! わーん(笑)

ダリア : (コロコロ)13。

アシュレイ : ダリア先生は弱点も抜きましたね。相手はコボルドです。

マール : じゃあ「恋の相手が犬だったし」とびっくりして思考停止したことにしておきます

GM/コボルド : 「お嬢さん、こうやって来てくれるのは嬉しいでやんす。でもあっしには追っ手がかかっていやす。もうここに来るのはやめるでやんす」

GM/アシュレイ : 「やだ! ちゃんとおかあさんにもおはなしして、いっしょにおうちにかえるの!!」

ゴーシュ : 「へんな犬だな。ていうか犬の正体はわかったけど、どうすりゃいいんだ?」

GM : そうですねぇ、コボルドは人族に従順とはいえ、蛮族です。

ダリア : 見たところ理性的ですけど……でも、蛮族……。

GM : 状況から見て、アシュレイは逃げてきたコボルドを保護して、家につれて帰りたいのでしょう。

ゴーシュ : 「めんどくさいな。ダリアとマール、あとはよろしく」

ダリア : 「ちょ、ちょっとゴーシュさん? いえ、なんとかしますけども……」

ゴーシュ : 「考えるのは苦手だしなぁ」

マール : 「まあまあ、メンドーなのはあーしも分かるけどさー。こわーいママさんがどうなるかねー、なんちって」

GM : ただ、都会から来たマールは知っています。蛮族領から逃げてきたコボルドが、そのまま人族の街で可愛がられて暮らしているところを。そうこうしている間も、アシュレイとコボルドの押し問答は続いています。

ダリア : 「理性的なコボルトに見えますけど……でも人間と蛮族の共存なんてできるんでしょうか」

ゴーシュ : (ルールブックに冒険者ギルドの厨房で働いてる、って書いてありますが……(笑))「とりあえずさ、アシュレイと話すしかねーんじゃないの」

GM/アシュレイ : 「どうしてだめなの? わんちゃんは、一度もボクにひどいことしなかったよ?」

GM/コボルド : 「ですから~、あっしはこう見えて蛮族なんでやんす~」

ダリア : マールさんが知ってる情報を、ダリアは知らないですからね~。

マール : なるほど。

コボルド : 全員、ここで危険感知判定。レンジャーorスカウト+知力でお願いします。

マール : GMへ、コボルドが人間を襲う理由は何がありますか? PLとしてわからないのは、コボルドについて。人間を食うとか、衝動的に人間を襲う理由とかそういうのがあるのかどうか。吸血鬼は血が欲しくなる衝動がある。こういうの、あるのかな、と。

GM : その説明の前に、コボルドが、ガバァ! とアシュレイにのしかかります!

GM/コボルド : 「お嬢さん! 危ないっす!!」

GM : ぶっちゃけ、このコボルドに限って言えば、そういう衝動はないです。

マール : (コロコロ)7。あ、メッキがとれてきたでやんす。

ダリア : (コロコロ)8。のおぉぉ!

ゴーシュ : (コロコロ)6。

GM : どうしますか?ゴーシュ、変転しますか?

ゴーシュ : じゃあここは使いましょう。運命変転して11。

GM : では、3人のうちゴーシュだけが気が付く。遠くから、弾丸のようにアシュレイたちに飛びかかってくる獣が現れた!

ゴーシュ : 「あぶねぇ!」飛び出します

GM : 不意打ちは失敗。

ゴーシュ : ですね。

GM : ちっ。

マール : (爆笑)こら舌打ちしない。

ダリア : 「えっ、えっ!?」いきなり飛び出したゴーシュさんを見て、慌てます。

GM/??? : 「よう、みつけたぜ、夕飯の食材よぉ」

ダリア : 食材という扱いの酷さ。

ゴーシュ : 「うらぁぁぁぁぁあぁ!」と叫びながら斧で斬りかかります。

GM : では、狼っぽい何かは、ちょっとだけ距離を保ちます。が、確実にこちらを獲物と定めています。

ゴーシュ : 戦いは先手必勝 気合いで相手を呑んだ方が勝ち。という一応ゴーシュなりの戦術ドクトリンです!

マール : やくざのようですね。

ゴーシュ : ラクシア示現流と呼んでください(笑)

マール : (爆笑)

GM : では、ここで戦闘です。

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