第五の論争 クズの所以⑤
その後の授業は本当に数時間が永遠にも感じられた。
ずっと悶々と堪えようやく録画したものの回収を終えた。
「なあ…もういまからちょっと見ようぜ…」
A「そ…そうだな…両那頼む…」
両那「俺も…限界だ」
ビデオを再生し小さい画面ながらもその様子を確かめる。
―――――
「こいつらは設置するときに絡んだバレー部の一年たちだな?」
両那「ああ、少しイラっときたときもあったからな…いい気味だ」
音は拾ってないのか口パクしか見えないが、そんなところはどうでもいい問題は希少価値ともいえるjkの鍛えられ
たおいしそうで艶やかなその女体だ少しごつごつとした骨格が健全に形成された様はえもいわれぬ艶やかさがあった。
「画角としては申し分ない完璧な設置だ」
両那「ビフォーブレイクファースト」
「朝飯前ってか」
朝のことを振り返り顧みていると画像に変化があった。
A「おっ!脱ぐか…?」
「脱ぐぞ…脱ぐ脱ぐ…!」
両那「どうだ…?」
「「「脱いだー!!」」」
三人は仲良く立ち上がりカメラのちいさな画面に釘付けになりながらガッツポーズをとっていた。
華のjk様のあられのない姿が今まで過ごしてきた日常生活と同じ時間軸で起きていたという非日常に心打たれる。
三人とも言いはしないが今すぐにでも抜いてしまいたかった。
まだブラジャーだけだがそれでも成功報酬としては十二分と言えるものだった。
少し鼻血が出てしまいそうだった。
「で…でかい…」
両那「で…でも幼馴染ちゃんのほうがまだ勝ってる?」
A「そ…そうだな…」
両那「そういえばどうやってあの油汚れよりしつこい幼馴染ちゃんをまいたの?」
といい一度再生を中断するAと俺は少し残念にもおもったがAはそっちの話にも興味があるようだった。
「前日の夜のうちに彼女に嫌いだとか距離を置きたいとかいって傷つけて気まずく思うように仕向けた」
聞かれたから計画として練っていたことを打ち明ける、すると怪訝な顔色を示した。
A「お前…本当にクズなんだな…」
両那「クソ野郎かよ」
両那「一応聞いておくけど…なんでその案を選んだの?」
「あいつの悲しむ姿にすごく興奮してさ」
両那「やっぱりお前は完全なリョナだ」
A「胸糞じゃねえか…」
ふたりが本気でドン引きしていたAに至っては絶望の色さえも見えた。
「だから違うってそんなことより早く続きを見ようぜ俺は下もみt」
?「そっかーそりゃこんな計画建てたんじゃ仕方ないよねー?」
話を遮る誰よりも聞きなじみのあるこの場にいてはいけない声に驚き
後ろをふり向くとそこには幼馴染と女Aがいた。
いつもなら殺気を感じるものだが今回は感じない、それはあまり怒ってないのではなく。
殺すのは仕方ない程度にしか思っていないからだろう。
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