第三の論争オナニー3


数十分後…




「目が覚めたか…」

しばらく気を失っていたようで椅子に手足を拘束され眼前には女王様姿がよく似合いそうな形相といつもとは打って変わった口調の幼馴染がいた。

「今からお前の審問を行う…」

彼女が『お前』と呼ぶときは今までにも稀にあったが生きて帰れた試しがない。

「…なあ、なんでそんなに怒っているんだ?」

これは悪手なのではないか、そう思いつつも何かと言い訳するよりは相手の真意を聞いたほうが被害が少なかったりする。

そう聞くとこれからの長い長い主張と罵声に耐えれるようにかすぅーっと息を深く吸った。

「…まだ例の行為に及んでいたことは100万歩ゆずって許そう生理現象だからな…」

「お前のスマホを見させてもらった」

「…なぜpornh〇bで『足フェチ 貧乳』と調べていた?」

これは意外だ、普段ならもっともっとドギツイもので致していることもある。それどころか彼女の写真を使うこともある。

それに比べてばれたのがその程度でラッキーにも思えたのだが。

それに、俺が足フェチなのは誰よりもよく知っているだろうに。

そう思案していると、彼女は照れているのか顔を紅潮させながらまごまごと聞き取れないような小さな声で

(私じゃなくても足さえあればいいの?…私のことは好きじゃないの?…)

(それに…男の子ってみんな巨乳好きなんじゃないの?…私はおっぱいは大きいほうだし…Fカップなのに…)

「…え?な、なに?」

思わず聞き取れずに聞き返すと照れながら

「な、なんでもないわよ!!!」

ずいぶんと大きな声だったので先ほどの小さな声との差で耳がキーンとなった、

「じゃあなんなんだよ…何が気に食わなかったんだよ…」

彼女の目線が『キッ…』とこちらを切りつけるように向けられる

「なんで私に罵られてイクのよ!!馬鹿じゃないの!?」

「それに何よ『…一緒にどう?』ってふざけるんじゃないわ!!」

混乱しているのか口調が定まらず大声で怒鳴りつける。

そうやら必死に取り繕った結果が最悪だったらしい。

「ともかく…私を納得させてみなさい!」

「私を言い負かしたら解放してあげる」

「…じゃあ………俺が負けたら?…」

彼女が何やら言いにくそうに

「……縁を…切る!」

「!!!」

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