第三の論争オナニー2


…数秒前

(…え…めっちゃ目が合ったんやけど…終わったやん…ワイ訴えられたら10;0で負けますやん…)

(…え…なんで窓閉めたんだ?……ああそうか俺はいつの間にか別次元に入ってしまったんだな、そうに違いない)

(じゃあ気にすることもないな)


スッ―――


(あれぇ?これ現実だぞ?俺?しんだかも?)


しばしの静寂があたりを包んだ。

その静寂を掻っ切るように彼女が呟いた。




「…小っっさ」

嘲るような眼を切り刻むように俺のイチモツに呟く。

……俺の性癖に火の玉ストレートだった


脳と視界がチカチカとし快感が尿道を伝ってこみ上げてくる。


その様子を見た彼女の写真で一生抜けそうだった。


(とりあえずこの状況を取り繕わなければ…うまいことしないと死んでしまう…嫌われるだけならまだしも…)

(運が悪ければ輪切りだな…)

そう思うと全身に悪寒が走る、まさに蛇ににらまれた蛙、幼馴染に見られたオナニーといったところか…


(考えろ…予想しろ…さもなくば死ぬ…)


①「人違いです」「テメェの顔を間違えるか」―——死


②「誤解だッーーー!」「事実だ」―———死


③「今日もかわいいね」「そんな簡単な女ではない」——―—死


④「…一緒にどう?」「初めてだから…優しくしてね///」——―—性



(…よし…④だ…)



「…一緒にどう?」

「………」


―――死



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