彼女の論争4初夜


夕食を済ませ布団に入りながらおしゃべりをする。

「ねね、今好きな人とかいるの?」

「ああ?なんだよ」

「いやーこういうときってこんな会話が醍醐味じゃん?」

「毎回やってんだろうが」

「いいからいいから♪どうなの?」

「はいはい、君だよキミキミ」

「もー、適当にあしらいやがってー」

「じゃあ私のいいところは?」

「透けるような透明な肌。すらりとたなびくように伸びた足。豊かに生まれ育ったその胸。女性らしいその曲線を描く体のシルエットは艶やかさの象徴ともいえる。だがやはり欠かせないのはその俺を包み込むような聖母のごとき性格と面倒見の良さだ。少し…いやだいぶ天然なのもまた…」

…私はこの時に恥ずかしくて顔が共産国の旗のように赤く染まっていただろう。

「もう…いいから…」

「??俺は君の魅力で本が書けるぞ?」

(ッッツ!)

恥ずかしさと嬉しさの狭間の複雑な感情によって綻びかけた口角を歯を食いしばって耐える。




「俺にそんなことを言わせてタダで済むとは思ってないよな?」

そういうと私の足を優しく掴み。

私を味わった。私の蹴りをだがなあ!。

足フェチ性魔獣はそのまま気を失いそのまま私も眠りについた。


この頃はまだこいつもMには目覚めてもないし、私も今ほどデレていなかったかなー


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