第318話 身心学道その六 回心明心
「あるいは
あるいは釈尊が
これらは仏法が正しく伝えられた時の様子である。これらのことはすべて真実・真理を知りたいという心、仏法を体得したいという心があればこそ実現したことだ。伝わり方は様々だが、心が肝要なのだ。
真実・真理を知りたいということから頭を剃り袈裟を身に着けることは、これまでの心の状態を大きく転換し、仏法を知りたいという心を明らかにしていくことなのである。
明心、心を明らかにするとは、頭の中の観念、頭の中に渦巻いている妄想を振り捨てることだと思っている。人間は頭の中の観念、妄想と現実の区別がつかなくなっていることがほとんどだ。それでは真実・真理から遠のくばかりだ。だから観念、妄想を振り捨てて心を明らかなものにしなければいけない。
観念、妄想に絡めとられていた心を転回し、本来の心、大宇宙と一体である心とはどのようなものかを知らなければいけない。
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