己の罪と罰 第3章
その後、自業自得とは言え帰る場所を失い、途方に暮れた俺は、入水自〇を図ろうと荷物を浜辺に置いて服のまま海に飛び込んだが、その時期は11月下旬だった為、あまりの冷たさで失敗してしまい、結局ずぶ濡れのまま警察署に戻って暖をとらせて貰った後、役所で住居を探したいなどの相談をしたら、一時住宅支援制度と言う物を教えて貰い、そこのシェルターを見学した時に、ここに入るしか選択肢が無いと思った為、そこに入所する事を決意して一旦、荷物を回収する為に実家に戻ったのだが、これまでの事への怒りが爆発してしまい、家を荒らし回りながら荷物を回収してシェルターに戻った。
尚、その時の俺の状況は元から顔に出るタイプとは言え、相当な怒りの表情だったから最初の時本当に怖くてどう接していけばいいか分からなかったと職員の人に退所前に言われたね。
まぁ、それはさておき過去に俺自身も未遂をしてるから、安直にお袋が自〇すると言う事を言っていたのに痺れを切らせてたってのもあって、電話越しで「〇にたきゃ勝手に〇ねや」と言って、そのまま疲れからか爆睡してしまった。
その後は、元々その時は親名義で携帯契約してたのもあって、解約されて連絡手段が途絶えてしまった様な物で、ゲーム機も持ってきてたからそれをやってたりもしてたけど、怒りの感情の方が勝って最初の時は何しても楽しくなかった。
そして、そこで生活している時に今後の方針の分岐点も出来ることになる…
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