意思の持てない操り人形【前章】
小学校を卒業して、中学に上がる頃には同級生からのいじめもエスカレートして行き「何で特殊学級行かないの?」とか女子とかから「キモイ」だの言われるのが日常茶飯事で、家に帰っても親から「勉強しろ」だの言われたり正直、両方に居場所が無かったが、特に中学二年になった時にはクラス替えでいじめが更に酷い方向に向かい、給食の白飯に牛乳ぶっかけられたり、鉛筆投げられて手に刺さったり、オタクだのなんだの馬鹿にされるような感じで今思えば、この頃から既に地獄が始まっていたと思っている。
そして、頭ごなしに「お前じゃ無理」とか言われたり、本当なら学校に行きたくなかったけど、父親が怖くて引きこもりたくても引きこもれなかった。
そして、進路で定時制の高校を進められ、そこに進学することになった訳なんだが、学校生活の方では特に問題は無かった為、一部は割合するが、アルバイトを始めた時にほかの人と違い、物覚えが悪かったり、同じ失敗を繰り返したり、何かが違うと自覚し始めてた時に、突然手に痺れが来て急遽バイトを早退して学校も休み病院で検査したら、脳梗塞ではなかったけど、軽い発達障害と診断を受けた感じだったが、その時はまだ今みたいに深刻に考えてなかったのが過ちだったのかもしれない。
だが、それが後にかなり影響を及ぼすことも知らずに…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます