第65話 10月29日 土曜日3

 現在の飲み会?というのでいいか。飲み会に集まっているメンバーを紹介すると。

 俺の横には九条くじょうさん。俺と同じく2年生で、食べ歩きが最近の趣味で、ちょっと体重が増えたのが――といきなり自己紹介で嘆いていたが。それで上手に場に馴染んでいた。あれもスキル?って、いや――これは平均では?痩せすぎよりは良いと思うのだが。ちなみにいろいろ言っていた割に今は普通に話しながら食いまくっているが――いいか。


 その九条さんの横には小柄な女性は東山ひがしやまさんが座っている。

 胡乃葉と同じくらいの体型の女性が座って――訂正。胡乃葉と似てはいるが――一部違うな。東山さん小柄ながらなかなか大きな身体の一部を持っている。

 早速旺駆里が興味津々で「デカいよなー」とか言っていて、即引かれていたので、俺は口には出さないで、頭の中だけで言っておくが。すごい胸。バランスが――だが。でも上手にまとまっている気がする。

 って、それはいいか。とにかく東山さんは小柄。一部大きく――黒髪のショートヘアーの大学1年生だ。そうそう初めに俺と一緒に後ろを歩いていたお方でもある。

 そして女性2人は以前の飲み会にも参加していたと。俺は――マジで何となくしか覚えてませんでした。すみません。2人とも普通に、美人。美少女さんに入るのに――悪い。


 そうそうあと彼女。東山さんは、彼女の正面に座っている茶髪で短髪の真っ黒に日焼けしているというのか。焼いているのかはわからないが。とにかく日焼けで真っ黒の男性。同じく1年生でスポーツが得意で、スポーツ関連のサークルにも入っていると自己紹介しをしていた明るい雰囲気の男性。下田しもだ君が居るのだが。彼に、誘われて今日も来たとか。

 ってか、誘われて――と、言っていたが。はじめから。お店に歩いている時からだが。彼女はあまりこの場に馴染んでいる感じはないが……。

 東山さんはすごく大人しい感じなので、無理矢理連れてこられてない?って感じがしなくもなかったが――俺が何か言う事ではないか。

 

 あと、その下田君の横には高田たかが君という男性が座っていて。これぞチャラ男とでも言うのか。金髪の男性とその横には、旺駆里が居るのだが――既にこの3人。俺を除いた男3人が盛り上がっている。高田君は俺と同じ2年生で、旺駆里とも同じ。そして普段から旺駆里とはよく絡んでいるらしく。息が合っているというか。元気だ。

 頼むから未成年者に酒飲ますなよ――ってか。俺が無駄に注文しなければいいだけか。どうやら2年生は全員20を超えているみたいだからな。


 現状を言うと――九条さんは男どもの会話に食べつつ入っている。そして東山さんは――返事をするくらいって感じか。で、俺以外の男3人は女性2人に質問やら雑談と、とにかく楽しそうである。


 ――俺?だから言っているだろ?たまに飛んでくる注文をちゃんとタッチパネルを操作して頼む。それだけだよ。食うものは食うがな。あとで旺駆里に「ごちになります」という予定だからな。


 そんなこんなで俺は――何をしに来たのだろうか?と思いつつしばらくすると。


「そういえば、楠君楠君」

「——えっ?」


 ちょうど旺駆里たち男3人が騒ぎつつトイレに行くと言い、立ち上がった時だった。俺の隣でスイーツを堪能しつつ男たちの会話に、嫌な顔せずずっと入っていた九条さんが俺に話しかけてきたのだった。

 男1人で残されたよ――どうしようか。などと言う考えが一瞬頭の中に生まれかけていたが。それはすぐに引っ込んだ。まさか話しかけられるとは思ってなかったからな。今まで俺――ほとんど会話には参加してなかったし。東山さん以上に返事飲のみって感じだったからな。 

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