第10話 宗茂、小倉に入るへの応援コメント
島津と立花は因縁がありますね。高橋紹運の実子で立花道雪の養子ということで、九州北部で最も優れた二人の軍才を引き継いでいる宗茂ですから、戦国再びとなれば必ず活躍できたでしょうね。
作者からの返信
宗茂は評価を確立して以降、結局思いのままに戦えたことがなかったですからね。島原の乱でも現役でそれなりに存在感はあったと言いますが。
再度混乱となれば大きな存在感を発揮したと思います。
第9話 金沢来訪②への応援コメント
秀家の分析から、忠直と家光の差が解りかけてきました。天下への欲···この差は大きいですね。忠直は賢く、懐も広く、友もいて、策士に思えるけど残虐性もなく、····何よりファンなので天下を取ってほしいけど! でも、確かに、欲がないように思えるんですよね。徳川の後継者問題にも無関心でしたし。そこがまた清廉な感じで好ましいのですが···。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
両者の違いはまさにご指摘いただいた通りでして、忠直は元々宗主になると思ってない分変な欲がないので一番いいルートを的確に選んでいるという面があります。個人の欲が絡んだ場合、また違った選択肢になりうる可能性もあり、そこをどうするかというのが本人以外の悩みどころではありますね。
本人はてんやわんやで現時点では何も考えていないというのが近いところです(汗
第11話 秀頼と秀家②への応援コメント
また新たな一癖ある(褒め言葉ですよ)武将が登場、いや、返り咲いて来ましたね。
八丈島で新境地を開いた宇喜多秀家の日の本対話の旅は、漫然と日々を過ごしていた秀頼には刺激を、また徳川方には彼が前田家に行くことで起こる(かもしれない)新たな波紋のきっかけを、そして読み手の私にはこの戦乱の世の行く末の示唆を(まだ、具体的には全く解らないけど、何かがかすかに揺らぐ気配を)与えてくれました。
個人的には、秀頼が自ら考え、動き始めたことが、重要なポイントに思えますが····どうかなぁ。
作者からの返信
宇喜多秀家はぼんぼんみたいな印象が強いのですが、父親は直家ですし、色々苦労したことで謀将の血筋が活きるのではないかという設定です。
…というのは建前で、この辺りで最終的な方向性が決まりましたのでその案内役みたいな形で出したところもありました。
秀頼もここからちょくちょくいい仕事をするようになってきます。
第7話 本多正信②への応援コメント
本田正信カッコいい!😍
正信の忠節心とその実力の凄さに感銘を受けました。
癖のある大重臣が、この大きな場で何を言うのか全く見当が付きませんでした。
一つルールを変えれば、他でもなし崩し的に要望が起こる(これは今の私たちの周囲でも言われることですね)、そこを指摘した鋭さ·····家康の代言者と言われる所以を見せられたように思います。そしてこれが正信の最後の提言となったのが切ない···😢
「城内くらいは一人で歩かぬと、家康様に笑われるわ」この台詞に、思わず頭を下げる直孝のシーンがとても印象的でした。
作者からの返信
ありがとうございます。
正信は悪役的な扱われ方も多いのですが、家康への忠誠心は疑いようもなかったですので、「仮に失敗した後、家康ならどう修正するだろうか」という点で考えるのではないかなと思いました。
史実でも本当にすぐ亡くなってしまうので、出てくるとするのなら文字通り家康と自分の遺言のつもりで話すのではないかとも思いました。
この話だと、正純が既に死んでしまっているので(秀忠とともに)、本多家自体も危うくなってしまう点でも切ない話です。。
第12話 壇ノ浦②への応援コメント
えっ、これは偶然⁉️ それとも綿密に計算された結果···? だとしたら毛利秀元は相当な策士に思えるけど、直前のやり取りを見ていると、やはり偶然の賜物でしょうか。しかし血の気の多い海の商人たちのいさかいが、こう言う形で決着がつくとは、読み手としては相当意表を突かれて面白かったです。両陣営のアタフタ感が目に浮かぶようでした😆
さすがの忠直様も苦笑いですよね😁
作者からの返信
ありがとうございます。もちろん偶然です(笑
このあたりから毛利秀元に対しては多少悪乗りしているところがあります(汗
敵対国同士のしかも瀬戸内を挟んだ商売敵同士ですので、ちょっとした諍いでも激しいものになりますね。武士は体面を気にしますが、商人は勘定が一番大切ですので武士より怖い部分もありそうと書きながら思いました。
忠直もこういう展開は対処不能です(笑
第10話 信仰への応援コメント
忠直の100万借入の手腕お見事です✨ 終始とぼけた雰囲気でありながら、相手の思惑に乗せられることなく、逆に申し出を利用して江戸徳川の心情、対毛利戦線、さらには自身の立場まで網羅した提案には唸らされ、またむっちゃ面白かったです。
小西行長を語る内藤如安の“責任転嫁によって人の一生に意味が出る”という信条もまた興味深いものでした。小西行長もですが、関ケ原で散った数多の武将がもし生きていれば、きっとまた別の面白い戦国模様が展開したでしょうね。
徳川の重鎮でありながら、敵方とも言える世界にも見識を深めていく松平忠直の柔軟さが、とても魅力的です✨
作者からの返信
いつもありがとうございます。
松平忠直は徳川の重鎮なんですけれど、反骨的なのでこういう世界になると柔軟に立ち回れるのではと思いましたが、予想以上にはまってしまいました。
あと、信綱も実は一歳しか違わないということでサポート役として予想以上に嵌った感じがします。
九州の切支丹について調べていると、小西行長の影響力を凄く感じましたので、内藤もそうですが、益田さんもかなり影響されている感じです。小西行長が生きていれば全く違った図が展開されていたでしょうし、加藤清正が生きていてもかなり変わったのではないかと思います。
編集済
第14話 赤備えへの応援コメント
最上騒動は水面下の探りあいで、どこに落着するのか想像もつきませんでした。
表面上は穏やかな決着に見えますが、家康の死後、様々な一触即発の危機が展開していくハラハラ感は健在ですね。
山田長政の隠密っぷりや、井伊と真田、まさかのコラボでif戦国の面白味が炸裂しています。
作者からの返信
ありがとうございます。
最上騒動の期間は少し展開を迷っていた時期でしたので、探り合い期間が長くなってしまいました(汗
作中でも触れていますが、家康の集大成として大坂の陣がありましたので、そこで失敗してしまうと予想外にダメージが大きくなるんですよね。日本中が結構大変です。
若かりし山田長政や丸橋忠弥みたいな存在も出せて個人的には満足しています。
第5話への応援コメント
さかのぼっての感想で恐縮ですが、この回すごく面白くて心に残っていたのでお伝えさせてください。
したたかな伊達殿を絶句させる、どこか達観している松平忠直の後継者問題への無関心ぶりや、その後に続く実直な直孝と忠直の歯に衣着せぬ掛け合いがむっちゃユーモアがあって楽しかったです。
直孝に怒られた忠直が「うわぁ···」ってなるシーンが一番気に入ってます。
今も先の章を拝読中ですが、こういったコミカルなやり取りを見つけるのが楽しみの一つでもあります。
作者からの返信
ありがとうございます。
ご存じかと思いますが、忠直は史実では乱心してしまった扱いですので、自由人にしてしまえって感じで一人だけ異色な感じで作れました。
そこにまっとうな直孝が絡んできて面白いコンビにはなりましたが、進めていくうえでこの二人に振り回されてしまった部分もありました(汗
あとがき・日光東照宮詣への応援コメント
連載中の作品に続いて本作も楽しませていただきました!まだ読める作品があるのが幸せ!
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございました。
あの話数をこれだけ短期で読んでいただき恐縮しております。
第13話 和睦④への応援コメント
一揆の結末。まさかそんな対応策があるとは。現代の競争社会にも通じる着地点が意外でもあり、また面白くも感じました。
順次拝読中ですが、厳しい中にもどこかユーモアある登場人物たちの動きが楽しく、全国規模のif展開が先を予測させてくれないワクワク感を感じます。
作者からの返信
ありがとうございます。
スペイン・ポルトガルとの結びつきを怖がられていたキリスト教ですが、この時代にはプロテスタント系のオランダも入ってきているのできちんと理解すればこういう展開もありえたのではないかなとは思います。家康が勝ったので三浦按針を手下に置いただけとなりましたが。
かなり大胆な考察ではありますが、今後もお読みいただけますと幸甚です。
第1話 忠直、九州へへの応援コメント
明けましておめでとうございます。ここまで楽しく読ましてもらってます。丸橋忠弥と知恵伊豆が同じ陣営に居るのはなかなか面白い展開ですね由井正雪も出てくるんでしょうか?完結済みですが、いろいろ想像しながら読ましてもらいます。
作者からの返信
明けましておめでとうございます。前段階が崩れた関係で、結構不思議な取り合わせになっています。由井正雪ですが、1605年生まれということなのでさすがに年齢的に出せませんでした。丸橋忠弥は生年不詳ですので1601年くらいの生まれという扱いにしています。
プロローグへの応援コメント
はじめまして!
私も戦国物を書いておりますがその内ネデとイングとの協調路線を探る予定です。
これを読ませていただき勉強させていただきます。
(時代が半世紀ほど違うので、どう絡ませるか^^;)
拝読させていただきます。
作者からの返信
初めまして。コメントありがとうございます。
読ませていただきましたけれど、まにまにさんの時代ですとまだネーデルラントもアジア方面には来てないというのはありますよね(汗
VOCはジャカルタのイメージがありますが、こちらで本格活動開始するのは1630年くらいまで待たないとダメで、大坂の陣の頃はアユタヤが本拠地ですし。
イングランドは「スペイン&ポルトガル」よりはマシということで協調していましたけれど、ネーデルラントほど低い腰にはなれず敢え無く脱落してしまったみたいですので、そこをどうするかでしょうか…
あとがき②への応援コメント
松平忠直は全体的にキャラが立っていて存在感がかなりあったので、話のなりゆきは、なるべくしてなった感じが強かったです。
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます。
忠直、有力候補だろうとは思っておりましたが、せめて3年(物語上の時間)くらいはゴタゴタするだろうと当初想定していたんですよね。
1年ちょっとで再統一してしまったのは色々誤算でした(^^;)