第83話 ウラニア―異端者の国<9>

「このぞう作者さくしゃは、当事とうじ、ロシュの最高さいこう錬金師れんきんしだったセダト・バヤツだと言われているんです。先日せんじつふる家系かけいであるニコラディス家の当主とうしゅくなったんですが、跡継あとつぎがおらず、その遺品いひん競売きょうばいするというはなしがありましてね。私はえんあって競売前きょうばいまえ遺品いひん買取かいと機会きかいまして、そこでこのぞうを……」


 ぞう来歴らいれきをくどくどかた閣下かっか

 スンがおのヒュリアとジョルジ。

 

「――もう、よいとっておろうがっ! それよりも今回こんかいのおたからはなんじゃ! はよせよっ!」


 ごうやしたヤムルハヴァが怒鳴どなりつけます。


「はい、はい、かしこまりました」


 閣下かっか悪戯小僧いたずらこぞうみたいなかお返事へんじして、部屋へやすみかいます。

 そして、ふるびた木箱きばこってきました。

 はこけると、白銀はくぎんかがやうつくしい腕輪うでわあらわれます。

 腕輪うでわ周囲しゅういには繊細せんさいあざやかな樹木じゅもく彫金ちょうきんほどこされていました。


「みゅみゅっ! とってもキ・レ・イっ!」


 た出た、アニメごえ


「ふふふっ、どうです。スリノスむらでの捜査そうさからの帰途きと懇意こんいにしている古物商こぶつしょうから買受かいうけましてね。素材そざい純粋じゅんすい白金はっきんで、サフのによるものだと言う話でした。彫金ちょうきん模様もようが、サフのとうとぶゼイティンのなので、そう推定すいていしたようです」

 

 白金はっきんてことは、プラチナですな。

 地球ちきゅうおなじなら、きんよりはやすいけど、それなりにおたかいはず。


 そういえば、ヒュリアもきん腕輪うでわをしてますが、いま包帯ほうたいでグルグルきにしてかくしてます。

 

 他人たにんに見られたくないんでしょうかねぇ?

 最初さいしょ腕輪うでわのことをいたときも、テンションがってたし……。

 でもはずしちゃったほうらくそうですけど。


 うぬっ!

 まさか、元彼もとかれにもらったとか?

 そして、彼がんで形見かたみになっちゃったとか?

 今でも彼のことがわすれられずに、腕輪うでわはずせないとか?

 

 おお、嫉妬しっとほのおが、こころがる!

 そして私をくすのだ!

 って、とっくにすみになっているのだ。


「――金貨きんか1100まいもしましたよ」


 1100まい!?

 さすがは軍事局長官ぐんじきょくちょうかん、セレブや。


「おそらくは、サフがウラニアに移住いじゅうはじめたころ、およそ1500年以上前ねんいじょうまえのものだとおもわれます。一般的いっぱんてきにサフは錬金術れんきんじゅつ軽視けいししていますので、彼らの手によって成造せいぞうされたものなら、かなり貴重きちょうしなではないかと」 


 はなあなをふくらませてる閣下かっか

 得意とくい絶頂ぜっちょうです。

 

「いいなぁ、いいなぁ。――ちょぉだいっ♡」

 

 アゴに人差ひとさゆびて、くびかしげながらオネダリするあまロリドラゴン。

 れいのあざと攻撃こうげきです。


「あげませんっ!」


 きっぱりくび閣下かっか


「そんなこと、言・わ・な・い・でっ♡」


「い・や・で・すっ!」


 したしてべーしながら、閣下かっか腕輪うでわはこかかえこみます。

 子供こどもかっ!


「――ふんっ、一国いっこく軍務ぐんむおさが、しりあなちいさいことよのう」


 一瞬いっしゅんでババクサがもどってきました。


「それとこれとは話がべつですからっ!」


 はこは、すぐに片付かたづけられました。


「まあ、よい。その程度ていどしなわれのものにくらべれば、塵芥ちりあくたわりない」


 ヤムルハヴァがニヤリとわらいます。


「むむっ、なんですか、その自信じしんは……。まさか、この腕輪うでわより貴重きちょうだとでも……」


「シシシっ。――ツクモよ、まずは傀儡くぐつからじゃ」


「ヘい、ヘいっ……」


 こんな泥仕合どろじあい付合つきあうのウザいなぁ。

 でも、仕方しかたないし。


 倉庫そうこからアイダンが成造せいぞうした傀儡くぐつ、ヅムルトをします。


「おおっ! 一体いったい、どこからっ!」


 倉庫そうこ機能きのうに、おったまげる閣下かっか


「これは耶代やしろちからひとつでの。いかなるときでも、もの収納しゅうのうし、取出とりだすことが可能かのうなのじゃ」


 得意とくいそうなヤムル。

 いやいや、これぼくのヤツ。

 なんであんたがドヤ顔だよ。


「さ、さすがは耶代やしろですな。――むむっ! と、ところで、これは……!」


 早速さっそく、ガラスケースのなかいつく閣下かっか


「1000年以上前ねんいじょうまえつくられた傀儡くぐつじゃ。」


 閣下かっかは、よろよろとケースにちかづくと、その前にひざまずき、かみいのるかのように傀儡くぐつ見上みあげます。


「なんて素晴すばらしい……、このような見事みごとしなが……、いまだにのこっているとは……」


「イシシシシっ、そうじゃろ、そうじゃろ。――さらなんじ度肝どぎも事実じじつがあるぞえ。姉様あねさま見立みたてによると、これは賢者けんじゃアイダンの手によるものじゃ」 


「な、なんとぉぉっ!!!」


 閣下かっか再度さいど、ヅムルトをうえからしたまでめるように熟視じゅくししました。

 いつのまにか、からなみだながれてます。

 オッサン、いとんのかぁい。


「ああ、たしかに……、これにくらべれば私の腕輪うでわなど……」


「そうじゃろうてっ! イシシシシシっ!」


 うれしくてわらいがまらない水明龍様すいめいりゅうさま

  

「これだけではわらぬぞ。――ツクモ、けんじゅうを」


「へぇ、へぇ……」


 フェルハトのけんベヤズヒラルとアイダンのじゅうグルルツを取出とりだします。

 

「――ヤ、ヤムル様……。こ、このうつしいけんじゅうは……?」


 なみだをぬぐいもせず、閣下かっかけんじゅう見惚みとれています。


姉様あねさまによれば、けん英雄えいゆうフェルハトの、じゅう賢者けんじゃアイダンの愛用あいようしなじゃ」


「う、うげぇぇぇぇぇっ!!!」 

 

 奇声きせいはっした閣下かっかは、ゆかすと、そのままうごかなくなりました。

 白目しろめいたからはなみだ半笑はんわらいのくちからはよだれながれてます。


 まさか、失神しっしんしたの……。

 半笑はんわらいで涎垂よだれたらしてる絵面えづら、キモいわぁ。

 この人達ひとたちって、なんなん?

 

「グシシシシシっ!!! こやつ、気絶きぜつしおったぞ!!! 我のちぃ♪、我のちぃ♪」


 失神しっしんしてる閣下かっかまわりで勝利しょうりまいはじめるヤムル。

 そんな霊龍れいりゅうさまつめたい視線しせんおくっていると、ひさしぶりにチャイムがり、羅針眼らしんがん立上たちあがりました。


水明龍すいめいりゅう盟友登録めいゆうとうろくしてください。ただし登録者とうろくしゃ口頭こうとうによる承諾しょうだく必要ひつようです』


 キタ、これ!

 このタイミングってわけね。

 まあ、あのかれようじゃ、拒否きょひされないでしょうしね。

 とりま、おねがいしてみましょか。


「あのう、ヤムル様」


「なんじゃあ♪」


「一つおおねがいがあるんですが、よろしいですかね?」


「おうよ♪ 今は気分きぶんがよい♪ 言うてみよ♪」


 クルクルまわりながらこたえる霊龍れいりゅう様。


「ヒュリアの盟友めいゆうになってもらえませんかねぇ?」


盟友めいゆうじゃと?♪ そんなことでいのか♪ いくらでもなってやるぞえ♪」


 水明龍様すいめいりゅうさま盟友登録めいゆうとうろくのことらないみたいです。

 登録とうろくしたらどうなるかおしえたほうがいいかな。

 でもおしえたら、拒否きょひされそうだし……。

 

 まぁ、いいやっ。

 だまってやっちゃいましょ。

 どうせ寝込ねこむだけだしね。

 

「――それでは、水明龍すいめいりゅうヤムルハヴァさん、盟友登録めいゆうとうろく承諾しょうだくしますか?」


「よしよし、承諾しょうだくしてやろう♪」


 いつもどおり、またチャイムがります。

 

盟友登録めいゆうとうろく完了かんりょうしました。これより食堂しょくどう増築ぞうちく開始かいしします』


 きっと今頃いまごろ二階にかいてたユニスたちきてるでしょう。 

 しばらくして再度さいど羅針眼らしんがんから報告ほうこくはりります。


水明龍すいめいりゅう部屋へや増築ぞうちくされました』

耶宰やさいあたらしい術法じゅつほう取得しゅとくしました』

耶宰やさい術法じゅつほうすべてが三冠ビナル昇位しょういしました』


 おおっ、この最後さいごのヤツ!

 今まで四冠ケセドだったじゅつ全部ぜんぶ三冠ビナルになっちゃったよ。

 こりゃすげぇ!

 

「うぬっ、なんじゃ……。きゅうに、ちからけていく……」


 ヤムルが、をシバシバさせてます。


身体からだおもい……、それにこの眠気ねむけ……」


 そこでハッとして僕のほうにらむヤムル。

 

「まさか……、盟友登録めいゆうとうろくとやらの仕業しわざか……」


「あははっ、すんません。登録とうろくするとヤムル様のちから耶代やしろさんがすこいただいちゃうみたいでぇ。でも、しばらくねむればもともどりますから、安心あんしんしてください。あははっ、あはははっ……」


はかったな……、耗霊もうりょうめ……、ただではまさん……ぞ……」


 ふらついたヤムルはバランスをくずし、失神しっしんしてる閣下かっかかななるようにたおれます。 

 すぐに、スヤスヤと可愛かわいらしい寝息ねいきこえてきました。

 

 こんなかんじで、ずっとててくれたらなぁ。

 あとで何されるかって思うと、きた心地ここちがしないです。

 まあ、生きてないんですけどねっ。

 

 そのあともどってきたアスパさんに、この惨状さんじょうつたえました。

 彼女かのじょは、無言むごん閣下かっかそば片膝かたひざをつき、かみをつかんでかお持上もちあげます。

 深呼吸しんこきゅうあと閣下かっかほほ容赦ようしゃ往復おうふくビンタがうなりました。

 はげしいビンタを十数発喰じゅうすうはつくらったところで閣下かっかは、やっと目をまします。


 背中せなかてるヤムルをそっとろして起上おきあがる閣下かっか

 そしてアスパさんに、いつもすまんね、と言ってわらいをかべます。


 あんだけたたかれたのに、なんかうれしそうだな。

 しかも、いつもって?

 まさかあんた、ビンタでこされてよろこんでる?

 ドMか、ドMなのか?


 とりあえず閣下かっかとアスパさんにヤムルの状態じょうたいをおらせしました。

 耶代やしろなかなら一日いちにち回復かいふくするけど、そとだと何日なんにちかかるかかりません。


 ねむりこけるヤムルをうやうやしく抱上だきあげた閣下かっかは、たくさんある寝室しんしつの一つにはこび、かせてくれました。

 ヒュリア達も、あてがわれた寝室しんしつ案内あんないされ、その日はエンドとなったのです。


 つぎの日、予想通よそうどおりり、ヤムルは目をましません。

 てなわけで、きるまであいだ、ヒュリアたちは、アストランのまち観光かんこうすることになりました。


 出歩であるくとき、つのいと目立めだつってことで、アスパさんが角付つのつきの帽子ぼうし用意よういしてくれました。

 りょうサイドにあかつのがついたバケットハットです。

 ダサっ。


 ガイドとしてアスパさんの部下ぶかが、ついてくれました。

 名前なまえはササ・カマラスさん、きりりとしたかおつきの二本角にほんづの女性じょせいです。

 大企業だいきぎょう社長秘書しゃちょうひしょってかんじ。

 名前なまえ仙台せんだい名物めいぶつみたいですけど。

 

 午前中ごぜんちゅう、ササさんにれられ、繁華街はんかがいにあるショップなんかをめぐります。

 近代的きんだいてきなレストランやパティスリー、アパレルショップにスーパーマーケットなどなど。

 やっぱり地球ちきゅうとそっくりなのでした。

 ただ、錬金術師れんきんじゅつしみせとかけんじゅうなら武器店ぶきてんなんかを見かけると、異世界いせかいだよねって再確認さいかくにんしちゃいます。

 

 なぜウラニアの技術力ぎじゅつりょくたかいのかたずねてみました。

 すると、すべ古代遺物こだいいぶつのおかげですっていうササさんのこたえ


 パトリドスは、この土地とち以前いぜんから監理任機ユポロギスティという古代遺物こだいいぶつにより製造設備エフォビア稼動かどうさせているそうです。

 製造設備エフォビア簡単かんたん加工品かこうひん単純たんじゅん機械きかいなんかを自動じどうつくってくれる施設しせつです。

 古代こだいでは精密せいみつ機械きかいつくれたらしいですが、度重たびかさなる戦争せんそうなどで技術者ぎじゅつしゃがいなくなり、その知識ちしきうしなわれてしまいました。

 

 そして、気になってた動力源どうりょくげんなんですけど。

 やっぱり電気でんきでした。

 ウラニアでは『雷力イスヒス』とばれてます。

 

 ところで、ササさんの説明せつめいからすると、監理任機ユポロギスティっていうのは、コンピューターって気がします。

 そこで、監理任機ユポロギスティを見せてっておねがいしたんですが、くに重要機密じゅうようきみつなのでダメですって。


 ひる営業えいぎょうぼくけたあと観光かんこうえて閣下かっか部屋へやもどったヒュリア達にアスパさんから報告ほうこくはいりました。

 ジョルジのたずびとが見つかったようです。


 ブロシナさんの御主人ごしゅじんのイアペトスさんとむすめのコリーネさんはすでくなっていましたが、アナジトさんという孫娘まごむすめがいるそうです。

 ただ手続てつづききが必要ひつようで、対面たいめん明日あすになるとのことでした。

 

 さて、休憩きゅうけいのとき、あらたに獲得かくとくしたスキルを発表はっぴょうしました。

 でも、みんなのリアクションがうすい。

 ヤムルの部屋へや出来できていたのでかってたみたいです。


 もうちょっとおどろいてよぉ。

 なんかさびしみ。 

 

 新しく取得しゅとくした術法じゅつほうは、もちろん水魔導すいまどうです。

 ドラゴン姉さんは、照応性しょうおうせいもクソもありゃしねぇぜってボヤきます。

 そして、じゅつすべてが三冠ビナルになったって知ると、キレました。

 カカカカってわらいながら、もうきにしやがれってわめいてます。

 ヒュリア達は呆気あっけられ、店長てんちょう愉快ゆかいそうに微笑ほほえんでました。


 ただ、気になることが一つ。

 耶代やしろ格位かくいのパラメーターが、いつのまにか43/100にまでがってたんです。

 意味不明いみふめいで、ずっと放置ほうちしてました。

 なんか、不気味ぶきみです。

 わるいことじゃないといいんですけど……。


 そんなこんなで、ヤムルがねむつづけるなか、ウラニアでの三日目みっかめがやってきます。

 その日は重大じゅうだいイベントがふたつありました。

 まず午前中ごぜんちゅうはエヴレンの入学式にゅうがくしき

 午後ごごはジョルジとアナジトさんの対面たいめん


 あさ、ガチガチに緊張きんちょうして、うらめし屋を出て行ったエヴレンが昼前ひるまえもどってきました。

 もどった途端とたんなみだ鼻水はなみず洪水こうずい見舞みまわれます。

 どうしたのかって聞くと、入学式にゅうがくしきあと校長こうちょう呼出よびだされ、八日後ようかごおこなわれる『奉術典礼ほうじゅつてんれい』で魔導まどう試合しあいをすることになったみたいです。

 ことわるなら退校処分たいこうしょぶんにするっておどされたとか。


 本気ほんきたたかうわけじゃないからってなだめたんですけど、私には無理むりですってわめきます。

 いているエヴレンのかたり、なみだめとるウズベリ。

 健気けなげですな。


 たしかに彼女は戦いにいてないけど、ウズベリをうまくあやつれるようになればわかりませんよね。

 締盟ていめい術の先生せんせい期待きたいしましょう。


 そして夕方ゆうがた一人ひとりでアナジトさんとの対面たいめんったジョルジ君がかえってきました。

 帰って早々そうそう眼前がんぜんこぶしにぎり、絶対ぜったいオラ英雄えいゆうさ、なりますって宣言せんげんします。

 えらく張切はりきってますな。

 対面たいめんで良いことあったんでしょうかね。


 さらに、次の日。

 うらめし定休日ていきゅうびです。

 テンション、ダダがりのエヴレンとバクがりのジョルジ。

 コントラストがすごいわ。

 ヤムルは、まだきません。


 夜遅よるおそく、外出がいしゅつしていたチェフチリクが勝手口かってぐちからもどってました。

 うしろに、よぼよぼのおじいちゃんがいます。

 しろ顎鬚あごひげやしてつえをつき、全身ぜんしんがガクガクふるえてます。

 そんなガクガクしてる右肩みぎかたには、えらそうなかおつきのからすのようなとり一羽いちわまっていました。

 

「彼はハヤチ・ルゥタル。締盟ていめい術を熟知じゅくちする魔導師まどうしだ」


 チェフさんが紹介しょうかいします。

 エヴレンの先生って、この人ってことね……。


「ど、どうぞ、よ、よろひく……」


 ふるえながらあたまげるハヤチおじいちゃん。

 ホント、大丈夫だいじょうぶかいな?

 エヴレン達は、もうてしまったので、とりあえず顔合かおあわせは明日あしたになりました。


 長旅ながたびつかれたおじいちゃんをやすませると、この二日間ふつかかん姿すがたが見えなかったアティシュリが勝手口かってぐちからあらわれました。

 何してたのかたずねると、知合しりあいにシャウラやカシュントびょうについてまわってたんだって怒鳴どなります。


「――どいつもこいつも知らねぇとよ。ついでに尸童よりましのことも聞いたが、そっちもダメだ。タヴシャンも分からねぇらしい。完全かんぜんにお手上てあげよ」


 つかれたふうに頭をかくドラゴン姉さん。


「気はすすまねぇが、あいつに聞くしかねぇかなぁ……」


「あいつ?」 


「ああ、『氷蔵ひょうぞう』を受継うけつぐ『ブゼジダルハ』、ソークダルガのことよ……」


 おおっ!

 こおりりゅう、キターっ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る