第62話 トニカク、カネナイ<8>
「ジョルジ、
アティシュリが
ウズベリの
しかしウズベリは
ジョルジはいつも
剣が
「目ぇ
アティシュリは目で
ウズベリは、
「シュリさん、
アティシュリは転がるウズベリから目を
「――あいつは、
「ビルルルさんと?!」
「そうだ、そこで俺とも
「じゃあ、
「あの、黒い目、ありゃ
ウガリタ語なんでしょうね。
だから人を
でも、さっき話したばかりで、もうその
黒の
バシャルのどこかにマジで“いる”ってことですね……。
「あいつは死に
アティシュリが
二つの
そこに青く
かなりの
「あいつ、空を飛べるんですか?!」
「いや、飛べはしねぇ。
ジャンプだけで、あの高さかい。
さすがドラゴン姉さんに、
ウズベリは、
「あいつ
「ああ、ウズベリは
二つの以上の
そんな
ウズベリは
それを見たアティシュリは、
さらに、ぶつかった
でも、
僕の
「ここにゃ、人間がいねぇから、少しばかりマジに
言い
すると今度は彼女の
こっちも
ミニ
「
アティシュリの
ウズベリはそれと
しかもジグザグに。
アティシュリの
ヒュリアの話だと『
この
これが、
でもなんか、ちょっと
こんな凄い
お
「ツクモ、何か良い手はねぇのか。俺はあいつを
アティシュリは
ドラゴン姉さんの
あのヒントの
でも、もう
「ウズベリは、
「ああ、そうだ、あいつの身体は俺達に
身体を
つまりヒントにあった『
「それを聞いて分かりましたよ。――
「なんだと?!」
「だから『
「ビルルルの
アティシュリは
「おい、ウズベリ! 俺のことは
ビルルルの
そして
「ほら、こいつをやる。だからおとなしくしろ」
アティシュリはフシエを手に
ウズベリは
アティシュリは、手が
ウズベリはフシエに
これでOKと思って気を
さすがの
「ツクモ、上だ!」
僕らの
すぐに、
その
「あわわわわ……」
あまりの
ブルブル
ウズベリは
心にエヴレンがズタズタに引き
でも、ライオンの
とっさに頭を
ウズベリは
なぜエヴレンを
「エヴレンさんっ!」
ウズベリの頭上に飛び上がったジョルジが、
ウズベリはエヴレンに気をとられ、ジョルジの剣を
ジョルジの剣はウズベリの
「
「は……、はい……」
ジョルジがエヴレンを助け
「――あの子、私を殺さなかったです……」
ジョルジを見つめ、エヴレンがつぶやきました。
「大丈夫か!」
アティシュリが戻って来たんで、
エヴレンはアティシュリに
「――アティシュリ様、あの子、私を殺さなかったんです」
「そうか……。
アティシュリは
「あのぉ、シュリさん、ちょっと思いついたんですが」
「なんでぇ」
「
アティシュリは頭をかきむしるのをやめ、
「
いやいや、
「ただ、それにゃあ、あいつの動きを止めなきゃなんねぇぞ」
「だからたぶん、そのためにフシエが
「そういうことか……。だがよ、さっきあいつは俺ごとフシエをぶっ飛ばしたんだぜ」
「きっと
「てめぇ、言うにことかいて、
「今は、そんなのどうでもいいでしょがっ!」
こういうときまで
「ふ、ふん……、じゃあ、どうすりゃいい。ぶっ飛ばされた
ふて
「
エヴレンは
「あわわ……、私がやるんですか……?」
「さっき、アティシュリさんのフシエの
「――
「わ、わかりました。
エヴレンは
「よしっ、じゃあ
「はい、まずは……」
そのときまた、ウズベリの
かなり
青い光は見る見るうちに強くなり、
たぶんあれ、
「まずいな……」
青く輝くウズベリを見つめアティシュリは
「あいつ
「
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